内容
下記OCIの資格を取得しました。
試験番号:1Z0-1085-24-JPN
試験名:Oracle Cloud Infrastructure 2024 Foundations Associate
費用:無償
勉強方法
- Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2024 (JP)の動画を見る。
- 要点をメモする。(下記参照)
- メモした内容を図式化して整理する。(下記参照)
要点
アーキテクチャ
- リージョンには1つ以上の可用性ドメイン(AD)で構成される。
- 東京、大阪リージョンは1つのADで構成される。
- 可用性ドメインには必ず3つのフォルトドメイン(FD)で構成される。
- 異なるFDはハードウェア障害の単一ポイントを共有しない。
- AD=物理データセンター / FD=論理データセンター
IAMとアクセス管理
- 認証の対象をプリンシパルという。
- プリンシパルはユーザプリンシパルまたはユーザ以外のリソースプリンパルに分かれる。
- ユーザプリンシパルを束ねたものをグループという。
- リソースプリンシパルを束ねたものを動的グループという。
- ユーザ、グループ、動的グループなどを束ねたものをアイデンティティドメインという。
- 仮想マシンなどのリソースを束ねたものをコンパートメントという。
- ポリシーで各グループにコンパートメントへのアクセス権を付与する。
- テナンシ(アカウント)を作成するとルート・コンパートメントが作成される。
- ルート・コンパートメントの中にサブコンパーメントを作成する。
- コンパーメントは階層構造であり、上位のポリシーは下位に継承する。
- 一つのリソースは一つのコンパーメントに所属する。
- リソースは他のコンパートメントのリソースと対話可能である。
- コンパートメントは複数のリージョンを横断可能である。
- コンパーメント毎に予算の割当設定が可能である。
- VCNはリージョン内に閉じる。
- VCNは自動的に可用性ドメインをまたいで構築される。
- VCN内にパブリックサブネットまたはプライベートサブネットを作成する。
- インターネットとの接続はインターネットゲートウェイまたはNATゲートウェイを使用する。
- OCIのリソースと内部通信するためにサービスゲートウェイを使用する。
- オンプレミスとの接続に動的ルーティングゲートウェイ(DRG)を使用する。
- オンプレミスとの接続方法は専用線サービスのFastConnectとサイト間VPNがある。
- 動的ルーティング・ゲートウェイ(DRGv2)は同じリージョンの異なるVCN間を接続可能である。
- ルート表を使用してVCNの中と外の通信ルートを定義する。
- VCN内のルート自動で構成される。
- 同じリージョン内のVCNはローカル・ピアリングで接続する。
- 異なるリージョン間のVCNはリモート・ピアリングで接続する。
- セキュリティリストやNSGを使用してセキュリティフィルタリングを行う。
- セキュリティ・リストはサブネットに適用に適用する。
- ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)は各リソースに適用する。
コンピュート
- L7、L4ロードバランサーが提供される。
- インスタンスの要素はVNIC(仮想NIC)とリモート・ストレージ(ブート、ブートボリューム)
- インスタンスは可用性ドメイン内に閉じている
- 垂直スケーリングはインスタンスのシェイプを変更する。
- 自動スケーリングは構成、インスタンスプール、スケーリング・ルールを構成する。
ストレージ
- オブジェクトストレージの要素はバケット、ネームスペース、オブジェクトである。
- バケットはテナンシで一意の名前である。
- ネームスペース:グローバルで一意の名前である。
- ストレージ層は標準、頻度の低いアクセス、アーカイブがある。
- 自動階層化とライフサイクル管理は併用不可である。
- ブロックボリュームはインスタンスにアタッチする。
- ファイルストレージはマネージドなNFSサービスである。
- オフラインデータ転送はデータ転送ディスクとデータ転送アプライアンスがある。
- オンライン転送はストレージ・ゲートウェイがある。
データベース
- Oracle Database Cloudサービスは仮想マシン上のDB、RAC、ベアメタル上のDBがある。
- Oracle Exadata CloudサービスでExadata DBが提供される。
- Autonomouns Databaseサービスの特徴はインフラ、データベース、データベース業務の自動化である。
- Autonomouns Databaseのデプロイメントオプションとして共有と専用がある。
- その他にOracle MySQLサービス、Oralce NoSQLサービス、Autonomous JSON Databaseがある。
セキュリティ
- クラウドガードは問題の検出、応答の適用を行う。
- クラウドガードの要素はターゲット、ディテクタ、問題、レスポンダである。
- 例としてパブリックIPが付与されているインタンスを検出して停止する。
- セキュリティ・ゾーンは特殊なコンパーメントである。
- セキュリティゾーンにはセキュリティゾーンレシピが紐づく。
- 例としてパブリックサブネットを作成禁止、セキュリティゾーン内外でのリソースの移動禁止などが可能である。
- セキュリティ・アドバイザはセキュリティ・ゾーンを使いこなすためのアドバイザサービスである。
- セキュアなリソースを作成する際、ウィザード形式で手助けをしてくれる。
- ボールトサービスは暗号化キーとシークレットを一元管理する。
- 保護モードはソフトウェアモードとHSMを選択可能である。
- エンベロープ暗号化(マスターキーとデータ暗号化キー)を使用する。
ガバナンスと管理
- 価格モデルはPAYGと年間ユニバーサルクレジットから選択出来る。
- PAYGは利用したリソースに対してのみ課金(従量課金)する。
- 年間ユニバーサルクレジットは前払いで12カ月以内にクレジットを使用する必要がある。
- 年間ユニバーサルクレジットは契約期間、規模に基づく割引がある。
- BYOLは現在のオンプレミスのOracleライセンスの持ち込みが可能である。
- 全てのOCIリージョンで同じ価格(転送料金は除く)で提供される。
- OCIから出ていく(Egress)データ転送コストのみ料金がかかる。
- コスト管理のために予算、コスト分析ツール、使用状況レポートが提供される。
- コンパーメント毎に予算、通知などの設定が可能である。
- サービスの制限と使用状況からサービス制限緩和のリクエスト可能である。
- コンパーメント割当て制限はテナントの管理者が設定をしリソース制限を行う。
- タグ付けはリソースのグルーピング、コスト管理、タグベースのアクセス制御の目的で使用する。
- 自由形式タグと事前に定義する定義済タグ(推奨)がある。