内容
前回、本当のAWS基礎という記事の中でAWSの特徴についてお話をさせて頂きました。本日は前回のおさらいをしつつ、AWSの利点についてお話を致します。
1つ目の特徴はAWS責任共有モデルです。クラウド環境を利用する際のAWS側と顧客側の責任範囲が定義されています。
2つ目がAWSグローバルインフラストラクチャーです。これは世界中のデータセンターを直ぐに利用できるということです。
3つ目の特徴はビルディングブロックです。レゴブロックのように色々なサービスを組合せて顧客がシステムを構築します。
このようなAWSの特徴を踏まえつつ、AWSの利点の一例についてお話を致します。
まず、オンプレミスでシステムを構築する際のハードウエア調達からアプリケーション構築までの流れを記載しました。EC2を例にするとOSインストールまでやっておいてくれるため、すぐにアプリケーション構築に着手出来ます。(正確にはミドルウエアの設定などはあります。)
そのため、システム導入までのリードタイムが短縮されます。
1つ目の特徴、アジリティ(俊敏性)を下記に記載します。
また、機器の発注を間違えて怒られてしまうこともありません。
続いて、AWSグローバルインフラストラクチャーの特徴から次の利点のお話に入ります。
コンソール上から容易にAZ(データセンター)の分散配置は別リージョンへのバックアップ、レプリケーションが可能となります。
2つ目の特徴を下記に記載します。
続いてコストのお話をします。クラウドは使用した分だけコストがかかります。管理会計上、固定費の変動費化やキャッシュフローの安定化等の利点がありますが。。
システム導入費用が必ずしも安くなるわけではないということが注意点となります。
ただし、マネージドサービスを利用することにより、運用費用の削減は期待出来ます。
3つ目の特徴を下記に記載します。
運用に関してはコスト削減だけではなく、自動化により、手動作業でのミスが減少し品質向上にも繋がります。
AWSの特徴からAWSの利点を説明させて頂きました。
おしまい
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