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SESからwebエンジニアに転向して感じたこと

Last updated at Posted at 2019-09-20

はじめに

SESからweb業界に移って2年が経ちました。
ちょうどいい機会なので、SESから移ってきて僕が感じたことをつらつら書いていこうと思います。
先に断っておくと、僕がSIerとして働いていた現場は金融系のかなりお堅い現場だったので、全てのSESの方が当てはまるような内容ではないと思います。

圧倒的ゆるさ

何と言ってもまずはこれ。
エンジニアとは名ばかりのExcelサラリーマンだった僕は圧倒的カルチャーショックを受けました。
音楽聞いたり動画見ながら仕事をしたり、時には仕事中にゲームをしてたり・・とかなり最初は衝撃を受けましたが、
よく捉えれば自分のペースで仕事ができてるってことなので、まぁきっとベストパフォーマンスは出ているんでしょう。多分。

開発速度の早さ

ウォーターフォール開発の宿命といいますか、とにかく開発速度が遅いです。 サーバーを構築するのに余裕で半年とかかけちゃいます。 今はボタンぽちーでCIが全部やってくれるからその差は歴然ですよね。うさぎとミジンコです。 やって思いますが、ウォーターフォールといえどアジャイルとそんなに品質は変わんないです。

技術に対する考え方

それはもうレガシーな現場でした。
モダンな技術なんて全くないです。僕が現場にいた4年間で一番のビックモダンイベントはRHEL6→7へのverupだけでした()モダンでもなんでも無いですが。
これは金融システムの特性上仕方ないことなのですが、「モダンな技術を取り入れるよりレガシーな技術をより磨いて安定稼働させていく」という思想だからです。
あまりにじっくりコトコト煮込みすぎて成熟したレガシー環境の中に僕はいたので、web業界に来たときはまるで別世界に来た感覚でした。

技術へのハードル

ある日こんなことがありました。

僕松 < 「こんな技術を取り入れてみたいんやけど」
上司松 < 「まずは提案資料を書いて。それにアレとアレを書いてそれからqあwせdrftgyふじこlp・・・をパワポにまとめて」

/(^o^)\

僕は諦めました。
ただでさえ残業だらけで忙しいのにそんなところに時間をかけたくないわけです。

この辺のハードルの高さの意識が根付いてるせいで、今も何かを勉強する時に手より先に頭が動いてしまいます。これが結構致命的で、本当に治したい癖でもあります。
気になったなら絶対先に手を動かしたほうがいいです。

コミュニケーションの壁

SES時代のコミュニケーション手段はメールonlyでした。
どんなちょっとの会話でも「○○さん お疲れ様です、○○です。」と枕詞に置かなければ行けなかったので気軽にメールが飛ばせるような雰囲気ではなかったです。
今はSlackを使用してコミュニケーションを取ってますが、Chatのいいところは何と言っても気軽にコミュニケーションが取れることだと思ってます。
隣が席どうしなのにChatで会話したり、最初は理解できなかったですが今ではそれもまた心地がいいなんて思っちゃってる自分がいます。

まとめ

SESもいい部分はもちろんあるとは思いますが、自分はWebの方が性に合ってるなーって思いました。
何より技術に向かってる時の楽しさが段違いです。SIerの頃はほとんどの時間Excelと向き合ってましたから。

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