たまには毛色の変わった話。おそらくその2はあるが、その3以降はない。エンジニアと英語である。
現状のレベル
コミュニケーションは取れるようなったが、未だに「R」と「L」との区別はまともにできない。さらに言うと、先日、日本語を知らない部下に対して、「れじすた」の値を変更する必要があるので準備してくれ、、と言ったら、「resistor(抵抗)」か「register(ICチップ内のレジスタ)」のどっちなんだと怒られた。映画のセリフはよくわからんし、話す時の文法は今でも支離滅裂&単語の羅列。
ヒストリ
きっかけ
Onec upon a time、大学時代、研究室が関わる国際会議にアルバイトで事務の手伝いをすることがあったが、声をかけられても何が何だか全くわからん状況。それをきっかけに英会話学校に通う。卒業旅行で某N国に一人で行き、ある程度の会話はできるようにはなった。
社会人になってから
たまたま、海外出張をする機会に恵まれた。やはり、仕事でなると、多少なりとも必死になる。出張前の英語に触れる機会を増やすなどの準備をし、僅かな期間の出張中もなんとか凌ぐ。この繰り返し。とにかく、仕事で使ったことで、コミュケーションスキルは上がった感あり。やはり、「習うより慣れろ」か。
学習方法&教材
昔
学生の頃や社会人初期当時はインターネットもなく、ましてやiPodもなく、家以外で英語を聞くためには、Walkman系を用いるのが主流。カセットテープまたはラジオで英語を聞いて耳慣れする、、というのが基本であった。有名どころの教材などは色々試す。たとえば、次のようなもの。
・NHKの語学講座
・ヒアリングマラソン(アルクのマラソン系教材は結構トライ)
・スーパーエルマー
・英会話学校
(ベルリッツのマンツーマンレッスンも受けたことあり。1回6−8千円くらいだったはず。忙しくてチケット全てを使いきれず、数万円捨ててしまう。)
最近
今でも継続的にやる、維持のため。今は
・YoutubeでのLIVEニュース
・TED
あたりか。TEDのように英語字幕があるのは有益。1回目は字幕なしで、2回目以降は字幕ありで見るとか。集中するには、比較的短めのスピーチがよい。オンライン英会話(Skype)も試したこともある。Qualityを求めなければ、安いところは多数あり。技術話をするようにリクエストするのも効果的では。
最も効果があったのは
結局は、教材より、出張前の準備(何を話すかとか)、出張中の苦労(失敗)した経験。必死さの程度がキーか。
聞こえないと話せない
ヒアリングそして声を出して英語を読む(スピーキング、リピーティングなど)が大事と感じる。ただ、これだと、発音の向上には限界があるような、、、。
けれども(このサイトとしては、ここがもっと大事)
コミュニケーションが取れればいいと割り切る。英語だけではない、エンジニアにとっての共通の言語は。プログラミング言語、フローチャート、何でもいい。身振り手振りでもいい。私の場合、紙やホワイトボードなどに何でも書き出すことをよくやった。手書きの図で十分。関連する話は、その2で述べるかもしれない。
結局のところ
使っていなければ忘れる
ただそれだけ。日本語も同じ。ある時、漢字が書けなくなった感じた。(多くの人が同じ状況では、、。)これではイカンとスマホアプリで漢字練習をはじめる。今ではだいぶ復活。
駆り立てるものが必要では?(ここも大事)
私の場合、知識・能力の喪失が怖い。それが、トリガ。
余談1
事情があって、英語がほぼ使われていない某国に住んでいたときには、英語が抜けた。帰国直後は、日本語>その国の言語>英語という順番で言葉が出る。やはり使っていないと忘れる。
余談2
英語の「Practice makes perfect」は日本語の「習うより慣れろ」ではない。そもそも「Perfect」状態はありえない(定義にもよる)。過去に「Practice makes ....」と別の言葉で英語ネイティブに言われたことあり。この大事な部分は忘れたが、とにかく「Perfect」ではなく、もっとしっくりしたもの。(思い出したら、その2で書く。)
余談3
口を動かす、耳を動かす、筋肉と同じ。
最後に
その2に続く(と思う)。