概要
映画等でセキュリティの高い通路にレーザが照射されていて知らずに通過してレーザ光を遮断させると警報が鳴るシーンがありますが、防犯マニアの自分はこの仕組みにもともと興味があり同様の物を作ってみました。件名はシステムなんて大げさに書いてますが、ぶっちゃけ明るさを測ってるだけです。
使用部品
- 秋月通商のレーザモジュール
- 受光部として光センサモジュール(フォトトランジスタ)
- Arduino R3
センサに蛍光灯があたっていてもその光がレーザ光と識別できるのでセンサ部分を暗く覆う必要はありません。
(蛍光灯ではセンサ出力が3以下でレーザ照射は4.5以上に上がる為)
光センサモジュールにレーザを受光させる様に設置しておく。
通過者がいるとレーザ光を寸断するので光センサの出力が下がるのでif文で判定。
注意点
- レーザは眼に照射しない事。
- 地震で揺れると誤動作するので加速度センサも併用して地震の時は無効にする必要がある。10mもセンサ間が離れてるとちょっとした振動でもレーザ光がずれる。
応用
- レーザ遮断でアラーム鳴らす等は簡単にできます。
- 侵入センサの他、工場のレーンで物品が流れてきたか判定するなど。
- レーザを鏡で反射させれば光源一つで複数個所を検知可能。
作り方
- 上記、光センサの青を5番ピンに赤を+5V(VCC) 黒を -(GND) に接続。
- 侵入を検知したい所にレーザ照射器と受光部を隔てるように設置。
// arduino R3 Duo
const int PIN_ANALOG_INPUT = 5;
void setup() {
Serial.begin( 9600 );
}
void loop() {
int i = analogRead( PIN_ANALOG_INPUT );
float f = i * 5.0 / 1024.0;
Serial.print (f);
if ( f>=4.0) {
Serial.print (" 正常(レーザ受光中)\r\n");
}
else{
Serial.print (" 異常(レーザ非受光)\r\n");
}
delay (500);
}