NW.js 0.12→0.13変更点のメモ。
かなりいろいろ変わっているようですが、Migrate from 0.12 to 0.13から、特に気づいたものだけ。
エントリポイントがhtmlファイルからjsファイルになった
従来のようにhtmlファイルにもできるが、その場合はNW.jsのデフォルトのエントリファイルが使用されるらしい。
NW.jsライブラリへのアクセス方法の変更
グローバルオブジェクトnw
からアクセスする。
これまでのようなvar gui = require('nw.gui')
は不要になった。
ついでにnw.guiライブラリはnwオブジェクトに統合されたらしい。
ついでにrequireもnwオブジェクトに含まれるようになった。
(var hoge = nw.require('hoge.js');
という感じで)
var gui = require('nw.gui');
gui.Window.open('./index.html');
nw.Window.open('./index.html');
フレーバーの分化
ノーマルフレーバー、SDKフレーバー、NaClフレーバー(GoogleNativeClientを使うためのもの?)に分かれた。
DevToolはSDKフレーバーでしか表示できない。
ツールバーの廃止
Window.open時のオプションtoolbar
は常にfalse扱いになる。
DevtoolはWindow.showDevtools関数で開くか、ウィンドウ上でF12で開く。
Window.open時のWindowオブジェクトの取得方法の変更
open関数の返値として返さなくなった。open関数のコールバック関数で返す。
var gui = require('nw.gui');
var win = gui.Window.open('./example.html');
win.once('close', function() {
//ウィンドウが閉じた
});
nw.Window.open('./example.html', {}, function(win) {
win.once('close', function() {
//ウィンドウが閉じた
});
});
一部Windowオプション名の変更
always-on-top
visible-on-all-workspaces
→ always_on_top
visible_on_all_workspaces
セパレータ'-'→'_'