本記事は私が感じた3つのことを備忘録として書きます。
新規事業の企画で悩まれている方、今後ジーズに入学を考えている方にとって参考になると嬉しいです。
①WHO(サービスの想定対象者)が身近にいる場合は、とにかく聞きに行く。
よく語られていることだが、自分のことになると全くできていなかった。
ジーズのチューターの方に、やりたいサービスの方角について話したときに
「デプスやってみたら?」って言われて、やってみた。
なにか見つかば!って思って、早速その週に実行をしてみた。
結果は発見がたくさんあった。
むしろ自分はWHOのことを理解していると思ってしまっていたので、大反省。
WHOに聞いた結果、様々な発見があった。
今回の自分の場合は、むしろ「自分がWHOの課題を作ってしまっていたんじゃないか」って思うような内容だった。
思いが強ければ強いほど、「自分は気持ちをわかっている」という罠にハマりやすいので特に自分は注意する。
またチューターの方に「デプスはしっかり録音して、何回も聞くんだよ」というアドバイスも頂いていたので、実践してみた。
自分は風呂の中でジップロックに携帯を入れて聞くことにした。
繰り返し聞いていくうちにWHOの感情がよりイメージできるようになった。
現場で聞くだけでは、言葉ばかりに考えが及んでしまうが、録音でくり返し聞くと感情に考えが及ぶようになる。
「WHOの感情をトレースするくらい理解する」
新規事業のプロが言っていた気がする。
まだまだ自分は理解できていないことばかりだけど、一つ進めた気がする。
②全員を救おうとしない。
これも自分が陥った罠の一つだ。
デプスインタビューのおかげで、その1人の感情はかなり理解できた。
しかしその結果、これってむしろ自分が悪いことをしちゃっているのかもと思った。
これまで自分が熱を捧げてきたことが馬鹿みたいで、喜劇みたいで虚しくなった。
何のために自分は走ってきたんだ?
そんな感情が立ち込め、プログラミングにも身が入らなくなった。
そうして時間を過ごしているうちに、焦りが出てきた。
Twitterで嘆いていると、ジーズの仲間からありがたい言葉をもらった。
(本当にみんなありがとう…!!)
それが「全員を救おうとしなくて良いんじゃない?」って言葉だった。
すべてを救えるサービスなんで存在しなくて、究極同じ人だったとしても
状況やタイミングによって、その人にとってのサービスの価値は変わる。
「少しでも自分の手によって救われる人がいるなら、それで大成功だよね。」
そんなありがたい言葉ももらった。
この言葉のおかげでもう一歩足を踏み出せそうな気がする。
ジーズの仲間には本当に感謝しかない。
③自分のエゴを過信する。
これも同じ仲間からもらった言葉だ。
ジーズの児玉先生もおっしゃっていた。
「結局、自分たちが作ろうとしているサービスなんて求められているわけではない。
どうしようもなくしてあげたいくらいの、社会に対してのおせっかいが事業である。」
そんな言葉だった。
自分のエゴを通して、世界を変える。
そうするためにこの6ヶ月取り組もうと思う。
最後に
ジーズに入学して1ヶ月経過したわけだが、正直早かったと感じる。
だが自分の現状には満足をしていない。
挫けそうなタイミングも何度もあったが、仲間に支えられた。
明日からはそんな仲間に自分も返していけたらと思う。
まずは自分が持っている情熱から。
明日も一歩踏み出していく。