2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【講演メモ】AWSの「隙間」を埋める隙間家具OSS開発 (AWS Dev Day Tokyo 2019 Day1)

Posted at
# 講演名
AWSの「隙間」を埋める隙間家具OSS開発

# URLとか
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/2019/devday/live/
Day1 15:00-15:45

# メモ
- マネージドサービスは開始直後は足りない機能がたくさんある
  - 徐々に機能が増えていく(勝手に強くなる)
  - 工夫で何とかなる機能は後回しになりがち

- 足りない機能を補うOSS(隙間家具OSS)で補助して運用していくと良い
  - マネージドサービスを使わないで自前運用は辛い
    - 勝手に強くならない(人的コストがかかる)

- 隙間家具を自作する
  - 小さく、そのユースケース内で適切な汎用度を持ったものを作る
  - 本家が隙間を埋めたら捨てられる粒度で作る
  - マネージドになった時にきれいに取り外せる設計が大事
  - リトライ時に副作用のない設計になっていると嬉しい
    - 複数サービス間の連携を一度に処理するとリトライが複雑になる
  - 単機能に特化しつつ、そのドメインでの汎用性を持たせると使いまわせる
  - クラウドネイティブの思考方法は大事
  - 状態はマネージドサービスに持て、ユーザのコンピューティング処理は状態を持つな
    - 状態はマネージドサービスに状態を持たない処理だけ書くとスケールが容易
  - 将来マネージドになりそうな部分をアプリケーションのべた書きで解決しない。小さいツール/ライブラリに切り出しておく。
    - アプリケーションで直接書くと蜜結合する
      ->改修しづらい ×
- 「隙間家具OSS」の実例と運用
  - Rin https://github.com/fujiwara/Rin 
  - s32cs
  - ssmwrap

- OSSとして作ると、以下のメリットがある
  - ドキュメントを作るようになる
  - 過度な社内事情の混入を防ぐ
    - 責任分界点を見極めることで将来外しやすくなる
    - 設計がきれいになる
  - 魔改造版が増殖するのを防ぐ
    - 別のプロジェクトのコピペが減る
    - コピペ後に改造されると新機能やバグフィックスに追従できない
  - 同じ様な隙間家具ツールをみんなが毎回手書きするのは無駄

# 感想
- AWS運用あるあるでよかった
- 個人で作った小さなツールをOSS化するってはありだなー。
2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?