#概要
SEIL/x86は、VMイメージで提供されているソフトウェアルータです。
公式にはVMware、Hyper-V、KVMの3種類のバーチャルマシンで動作するイメージが公開されています。
ただしVMwareイメージ内にOVF形式のファイルがあるので、これを適用する事でSEIL/x86をVirtualBox上で使用する事が可能になります。
#準備
以下が既に準備できているものとします。
1. Oracle VirtualBox (作業PCにインストール済である事)
2. SEIL/x86 VMイメージ (WMware用イメージがダウンロード済である事)
今回必要なOVFイメージはVMwareのイメージファイルに添付されています。
Hyper-Vイメージ等、他のVM用のイメージファイルしか手元にない場合はVMwareイメージを再度ダウンロードし直してください。
SEIL/x86のフル機能を使うための 起動キーファイルと、機能キーファイルは必要に応じて入手してください。
#手順
Oracle VirtualBoxを起動します。
メニューから**[ファイル]→[仮想アプライアンスのインポート]**を選択します。
ファイル選択ウィンドウが開くので、ダウンロードしたVMイメージを解凍したフォルダを指定してseilx86.ovfを開きます。
ファイルを指定したら最後に**[インポート]**ボタンを押下してOVFファイルをインポートします。
以上でVirtualBoxにSEIL/x86をインポートは完了です。
インポートされたSEIL/x86は**「vm」**という名称が付いているので、設定画面から適当な名前に変更してください。
#その他
本稿はVirtualBoxにSEIL/x86のバーチャルマシンを登録するための手順を記したものです。
起動キー及び機能キーの登録など、通常のSEIL/x86の初期手順については割愛いたします。