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【2019年5月】MacBookにJupyter Notebookをインストールする (macOS 10.14.4/Mojave)

Last updated at Posted at 2019-05-11

概要

MacBookを新調したので、macOSにJupyter Notebookを導入する手順をまとめます。
すでに先人の記事がありますが、この手の環境構築はバージョン違いやダウンロード先の更新で動作が変わっていることが多く、先人の記事をそのままなぞることができないケースも多くあります。
少しでも最新の状況での構築実績として記しておきます。

#環境

  • macOS 10.14.4 Mojave

手順の流れ

  1. Xcodeのインストール (※)
  2. xcode-select --installの実行 (※)
  3. Homebrewをインストール
  4. Python3をインストール
  5. Jupyter Notebookをインストール
  6. Jupyter Notebookの動作確認

補足説明

※あとから気づいたのですが、「Xcodeのインストール」は、他の記事によるとなくても大丈夫なようです。
私は既にインストール済の状態で開始していたため、入れてあります。
参考;【Mac】XcodeをまるまるインストールせずにHomebrewをインストール
また、XcodeのインストールとCommand Line Toolsのインストールはどちらかでよく(XcodeにCommand Line Toolsが含まれる)、かつHomebrewインストール時にCommand Line Toolsがインストールされるそうなので、xcode-select –installも不要なようです。
参考:【Homebrew】Command Line Toolsのインストールについて
つまりHomebrewのインストールスクリプトの実行から開始できるようです。

詳細

Xcodeのインストール

App StoreからXcodeをインストールします。
00-Xcodeのインストール-01.png

xcode-select --installの実行

xcode-selectを実行します。

$ xcode-select --install
01-xcode-select-01--installの実行.png [インストール]をクリックします。 01-xcode-select-02-インストールダイアログ.png [同意する]をクリックします。 01-xcode-select-03-CommandLineToolsの使用許諾契約ダイアログ.png しばらく待ちます。 01-xcode-select-03-インストールダイアログ.png [完了]をクリックします。 01-xcode-select-04-インストール完了ダイアログ.png

Homebrewのインストール

Homebrewのサイト(https://brew.sh/index_ja)を参照し、「インストール」の下にあるスクリプトを実行する。
02-Homebrewインストール-00-Webサイト.png

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

スクリプトをコピペして実行します。
Homebrewインストールコマンドの実行-01.png
途中でEnter入力を求められます。
02-Homebrewインストール-02.png
途中でパスワード入力を求められます。
02-Homebrewインストール-03.png
Xcodeのライセンス確認が必要でした。恐らくですが、Xcodeをインストールせずに実施している場合は不要になるかと思います。
02-Homebrewインストール-04.png
Xcode licenseに同意していないというメッセージが表示されました。
Xcodeを起動してライセンスに同意します。
sudo xcodebuild -licenseでコマンドラインで実施する方法もあるようです。
参考:Xcodeのライセンス同意をコマンドラインだけで切り抜ける (https://qiita.com/tmknom/items/d60084edadfe1b7685ef)

[Agree]をクリックします。
02-Homebrewインストール-10-XcodeLicense-01.png
02-Homebrewインストール-10-XcodeLicense-02.png
左上の×ボタンでXcodeを終了します。
02-Homebrewインストール-10-XcodeLicense-03.png

再度Homebrewをインストールします。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Enterキーを押下して継続します。
02-Homebrewインストール-20-再度実行-01.png
しばらく待ちます。
02-Homebrewインストール-20-再度実行-02.png

Homebrewのパッケージを最新にアップデートします。 (恐らく最新なので何も起こらないです)

$ brew update
$ brew upgrade
$ brew doctor
02-Homebrewインストール-20-再度実行-03.png

Python3のインストール

$ brew install python3
03-Python3インストール-01.png 03-Python3インストール-02.png ### pipでインストールされているパッケージの確認 pipはpython3のインストール時に同時にインストールされているそうです。
$ pip3 list
03-Python3インストール-03-pipインストールlist.png
$ python -V
Python 2.7.10
$ python3 -V
Python 3.7.3
$ pip
-bash: pip: command not found
$ pip3 -V
pip 19.0.3 from /usr/local/lib/python3.7/site-packages/pip (python 3.7)

私はたまにうっかりpip install 〜と打ってしまい、command not foundが出てしまうことがあります。正しくはpip3です。

Jupyter Notebookのインストール

$ pip3 install jupyter
04-jupyterインストール-01.png

しばらく待ちます。

04-jupyterインストール-02.png

Jupyter Notebookの起動

jupyter notebookを実行したディレクトリがHome画面になるので、任意の場所にmkdirでディレクトリを作成し、当該ディレクトリに移動してからjupyter notebookを実行すると、他のファイルと混ざらずに良いと思います。
私はユーザディレクトリ直下でmkdir pythonし、cd pythonしてからjupyter notebookしました。

$ jupyter notebook
05-jupyternotebook起動-01.png

Jupyter Notebook動作確認

Home画面を開く

Jupyter Notebook起動時に自動でブラウザ上に表示されました。

05-jupyternotebook起動-02-Home画面.png

新規Pythonファイルを作成する

右上の[New]から[Python3]を選択し、新規Pythonスクリプトファイルを作成します。
05-jupyternotebook起動-03-新規Pythonファイル作成.png

Hello Worldの記述

1つ目のセルに以下を書き込む

print("Hello World")
05-jupyternotebook起動-04-Helloworld記述.png

実行

05-jupyternotebook起動-05-実行.png Control + Enterを押下するか、ツールバーの[Run]をクリックします。 エラーなく'Hello World'が表示されれば終了です。

まとめ

Homebrewをインストール
 ↓
HomebrewでPython3をインストール
 ↓
Python3と同時にインストールされるpip3でJupyter Notebookをインストール
 ↓
Jupyter Notebookを起動

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