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RPAAdvent Calendar 2024

Day 12

WinActor 10周年記念イベントで聴講した話

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このブログは「RPA Advent Calendar 2024」の 10日目 の記事です。

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10周年記念イベントにお邪魔しました😁

2024年10月14日(木)に開催された
WinActor 10th Anniversary Day 2024(東京)
に行ってまいりました!

今回はRPACommunityのWinActor支部の主催としての参加でしたので、お休みをいただいての個人参加です✨

▼ イベント詳細は以下のサイトをご覧いただければと思います。

このブログでは、講演会 の模様を主にお届けいたします。

講演内容について

講演内容はざっくりと以下の通りでした。

内容 登壇者 タイトル
開会挨拶
著名人講演 茂木 健一郎 氏 AI時代に必要な脳力について
休憩
ユーザー講演 株式会社池田理化 WinActorで進化する業務効率化:
3年間の成果と未来展望
パーソルテンプスタッフ株式会社 RPAを上手に進める秘訣は『人材配置』 "失敗を成功に変える" 新規開発・保守運用・人材育成のポイント
株式会社ビジネスブレイン太田昭和 PHOENIX 再起する力
閉会挨拶

ちなみに今回はWinActor開発のロードマップなどの情報はありませんでした。
しかし、10周年の歴史にしっかり向き合って、WinActorの活用について情報共有していく内容であったと思います。

AI時代に必要な脳力について

最近のAI動向やご自身の著書に絡めて、有意義なお話が聞けました。

まずはイーロン・マスクが政府効率化省の長官になる予定の件に絡めたお話。
政治にも流行があり、日本にも業務効率化の波が来るかもしれないのでは?という話は興味深かったです。
AIやRPAもですが、いろんなツールを使っていかに業務効率化をしていくか……これからの課題とチャンスが潜んでいることを、新たな視点で気付くことができました。

また、注意力のお話も面白かったです。
AIと人間の共存のカギとなるのが、何に注意を向けていくか、が大切なのではというお話でした。定型作業がAIなどで自動化されてしまうと、作った自動化の処理をどう組み合わせるか?や新しいアイデアに気付くことにリソースを割いていくことが主流になっていくことが想像できます。
今まで見てこなかった作業に注意を向けて選択していくことが、今後人間に必要となるスキルで、いかに選択の精度を鍛えていくかが課題になっていきそうです。

最後に生きがいについてのお話も興味深かったです。
簡単に言うと、生きがいを指標化して自動化の可否を仕訳したほうがいいのではというお話でした。確かに、自動化できても人の生きがいを奪うような処理内容にしようとすると、担当者から反対にあうことがあるのはRPAでもよくあることです。
おそらく効率化は避けられないので、今後は自分の判断の物差しを変えていくことが大切なのかなと思います。ツールを自分の一部になるよう使いこなすことができれば、ツールとの関係性を向上させ、自己効力感や自律性を高めることができます。
それができれば自身の生きがいをアップデートさせて、AIと人間の共存が可能になっていくのではないかと思いました。

こちらの講演では、自分の考え方も新たに整理できて有意義なお話でした。

WinActorで進化する業務効率化:3年間の成果と未来展望

株式会社池田理化 様の導入事例についてお話が聞けました。

コロナ禍きっかけで業務見直しを行い、RPAを推進していったそうです。
体制としては、外部の会社に伴奏支援と研修を委託してユーザーを増やしたとのことでした。合わせて上層部への説明をしっかり行い、認知度の向上に努めたそうです。
RPAの作成は専任担当を作って一括集約で作っていき内製化に成功したそうです。ポイントは、① 専任担当者を置く、② 業務配分をする、③ 情シスとの連携、だそうです。
シナリオの実例紹介もありましたが、一番削減できたのはひたすらダウンロードする作業だそうです。確かに単純で大量にある作業は時間削減に効果があります!
各支店への展開は、当初の研修もそうですが、全社共通の処理でRPA化できたものを配布されたそうです。

こちらの講演では、具体的な行動内容をお伺い出来て、非常に参考になりました。

RPAを上手に進める秘訣は『人材配置』 "失敗を成功に変える" 新規開発・保守運用・人材育成のポイント

パーソルテンプスタッフ株式会社 様の事例についてお話が聞けました。

RPAアソシエイツという、リスキリングで100時間/月で身につける研修で人材育成をしたお話が聞けました。
育成した後にどのように配置していくかが課題だったそうですが、① 現場目線でのヒアリング、② どんどん開発していく、③ RPAの認知を上げる、ことで内製化が進んだそうです。
また、メンテナンスが追いつかない場合や千人のメンバーが配置できない場合などもあったそうですが、人材を育成して適切に配置していくことで解決していったそうです。

今後の人材不足が課題になる場面も出てくるので、適切な人材育成と配置は意識する必要が出てきそうです。

PHOENIX 再起する力

株式会社ビジネスブレイン太田昭和 様の事例についてお話が聞けました。

DXプロジェクト推進についてのお話がメインで、「再起する力」で定着するまで伴走する方法について聞くことができました。① 100人の1歩、② 1人の100歩、③ 魚の目、を心がけて推進していったそうです。

やはり内製化が定着していくまでには時間がかかり、どうフォローして「再起」していくかで成功するかどうかが決まってくることが分かりました。

まとめ

どなたのお話も勉強になる内容ばかりでした。

あくまで一例なのでマネできそうなところは採用して、組織に合った施策を考えていきたいと感じました。

また、さらにWinActorが活用されるシーンを増やせるよう、RPACommunityもイベントを継続していこうと思います!💪

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