いくつかの調査をした結果,
- 直近の100秒のCPU使用率が20%を超えている場合は低速モードに移行する,
- 低速モードはCPU使用率の97%が使えない状態(steal)になる,
というものが得られた.おそらく制御は秒単位だと思う.CPUの種類はm1.mediumと同じものが多い.ただ同じ種類のインスタンス同士でも違うCPUが割り当てられるので時期によって異なると思う.
値段はスポットインスタンスの安さが目立つ.2012年7月現在だと,アメリカ東部では
- オンデマンド: 0.020ドル/時 = 1.6円/時 ≒ 38.4円/日 ≒ 14,000円/年
- スポット: 0.003ドル/時 = 0.24円/時 ≒ 5.76円/日 ≒ 2,100円/年
といった具合.
ジャッジシステム(AtCoder)で用いる上での問題点
- TLEが20秒以上の問題は原理的に計測不可能
- メモリ容量が小さいので上限が300MB程度になる
- コンテスト中の値段の大半はI/Oに対する値段になるのではないか(EBSボリュームしか使えないため)