LoginSignup
0
0

トライステップと値判定のエラー処理を整理する

Last updated at Posted at 2024-02-22

はじめに

ロボット開発初心者の心を忘れない(忘れられない)人です。
BizRobo!の開発で、最初に頭の上に大きな が出たのがトライステップと値判定のエラー処理です。だって、何が言いたいか分かんないんですもん。(今は分かります。)
そんな同じ気持ちをお持ちのあなたに、トライステップと値判定のエラー処理の流れについて、整理の意味を込めて説明してみたいと思います。

以降の記述はBizRobo!11.4、ベーシックエンジンロボットを元にしています。

トライステップ

トライステップはこんなやつです。
image.png
そして「ヘルプ」の説明はこんな感じ。
image.png
志村けんバリに「あんだって??」って言いたくなるのは私だけでしょうか。(読解力がないという話もありますが)
まぁ、簡単に言えば「トライ」なので、1番目にやった事がダメなら2番目、それもダメなら3番目。。。って感じで、上からどんどん試してみて、というやつです。

トライステップのエラー処理

これが良く分からなくて身もだえしました。トライステップのエラー処理はこんな感じで準備されています。
2024-02-20_21h16_25.png
トライステップって、何にも判断してないステップなんですよ、にもかかわらずエラーって何をもって判断してんだ?って思いませんか?(私はここで引っかかりました。)ここでのエラーは、トライする選択肢が全部ダメだった/それ以降のステップに進めなかったです。そんなことあるんか?って思いますが、あるからエラー処理が設定できるんですね。
ちなみに、次の処理のそれぞれの意味合いは以下の通りです。

処理の名前 動き
後続のステップすべてをスキップ このままです。これ以降のステップをすっ飛ばします。
次のトライステップへ移動 別のトライステップに移動できます。移動するトライステップは選択することができます。
次のイテレーションへ移動 ループの次の行に移ります。
ループ終了 そのままです。ループ処理を終了します。

どの選択肢もダメだったという事はあまりお目にかからないので、どこかの選択肢は必ず通ると考えると、一番多く使うのはループ終了かな、と思います。

値判定

値判定のステップはこんな感じです。トライステップの後によく出現します。
image.png
こちらも「ヘルプ」を載せておきます。
image.png
トライステップよりは、まだ何が言いたいか分かります。
簡単に言えば、値判定ステップに判定方法を仕込んで、OKなら先のステップに通してあげる、NGならここから先は通せんぼ、という事です。

値判定のエラー処理

値判定のエラー処理も見てみましょう。
2024-02-20_21h37_36.png
無視して続行の処理が、いまだにどんな場面で使うのか分からない。。。無視するなら判定すんなやって思うのは私だけですか。。。?

ここで特徴的なのが次のトライステップへ移動です。ここで混乱するんです。値判定はトライステップとセットで使う事が多い、という話は既にしていますが、そのせいか値判定がトライステップの中のものと感じてしまい、「次のトライステップ」と言われると、直前のトライステップとは別のトライステップに移動するのかと、勘違いしていたんです。(私の解釈違いなんですけど)同じような感じで混乱されてる方いませんか?ようは、ここがダメなら次の選択肢に行け、という事で下図のイメージが次のトライステップへ移動です。
2024-02-20_21h40_26.png
ここでも、次の処理の意味合いをがっつり抑えておきましょう。

処理の名前 動き
後続のステップをすべてスキップ 読んで字の如くこの後のステップは吹っ飛ばします。
無視して続行 判定結果に関わらず、この後のステップに進みます。
次のトライステップへ移動 これは上の図をご覧ください。
次のイテレーションへ移動 ループの次の行に移ります。
ループ終了 そのままです。ループ処理を終了します。

まとめ

ロボット作成に慣れてくると、どうってことはないんですが、最初の段階で「はぁ??」となるところ、結構あるかもしれません。私、結構ありました。そんなところを乗り越えていくと、ロボットを作るのが楽しくなってきます。他にも「はぁ」??となる部分があれば教えてください。多分私も躓いてるところだと思いますので、私なりに分かりやすく解説したいと思います。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0