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AWS Solution Architect Professional 持ちは GCP Associate Cloud Engineer もすぐに取れます!(個人の感想です)

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AWS Solution Architect Professional (SAP) を持っていれば、GCP ほぼ未経験でも GCP Associate Cloud Engineer は知識の流用で何とかなると感じたので、取得までの過程をご紹介します。

もちろん保証はしないし前提もあります

  • 「すぐに」≠「ノー勉で」
  • Kubernetes の基礎は知っていること
  • あくまで「資格を取る」だけの話です

勉強したこと

  • まずは、公式ドキュメントから「AWS プロフェッショナルのための Google Cloud」を熟読しましょう
  • IAM は個別にドキュメントを確認しておきましょう
    • 「概要」と「ベストプラクティス」だけで十分です
    • IAM は AWS を知っているがゆえに混乱する部分もあります。まっさらな気持ちで読みましょう
  • AWS の Auto Scaling に相当する部分は個別にドキュメントを確認しておきましょう
  • その流れでネットワークロードバランサと HTTP(S)ロードバランサは見ておきましょう
  • あとは実際に触ることが重要!アカウントを作って、GCPを使えるようにしましょう
    • 始め方はググればなんぼでも出てきます。十分な無償枠があります
    • 同じことをコンソールでの操作とCLIの両方でやってみましょう
      • CLIは、個別のサービスを網羅する必要はありませんが、文型は押さえておきましょう。あと、デフォルトリージョン/ゾーンの設定
      • Cloud Shell でコンソールからお手軽にCLIが使えます
    • プロジェクトを作って、VPCを作って、サブネットを作って、VMを立てて、ファイアウォールルールを作って、VMにアクセスしてみましょう
    • GKE もクラスタを作って、Deployment 作って、Service 作って、外部に公開くらいのベーシックな操作はやっておきましょう
    • IAM も試しに操作してみましょう。深堀りはしなくて大丈夫です。
    • 最低、これくらい触っておけば、イメージはつくはず(AWSに慣れ親しんでいる人は)です
  • 最後に模擬試験はMUSTでやりましょう
  • これだけで何とかなります!(たぶん)
    • セキュリティや可用性は AWS の常識と同じ感覚を持ち込めば、大きく外すことはないです

おまけ(個人的に印象に残った AWS との差異をピックアップ)

  • ネットワーク
    • VPC はグローバルリソース。CIDRは持たない
      • AWS ではリージョンリソース。CIDR を付与
    • サブネットはリージョンリソース。ゾーンをまたげる
      • AWS では AZリソース
    • ファイアウォールはVPCに割当。ネットワークアドレス/リソースに「タグ」を付与してタグベースで制御
      • AWS では セキュリティグループをリソースに割当、ネットワークアドレス/セキュリティグループを指定して制御
      • AWS の「タグ」に相当するのは GCP では「ラベル」
    • 外向けのHTTP(S)ロードバランサはグローバルに展開可能
      • AWS では、複数リージョンへの負荷分散はDNSベース
  • 管理系
    • プロジェクト(AWSでいうAWSアカウントに相当)の組織構造において、上位階層でつけた許可ルールは下位階層の権限と和集合で効く(上位階層で許可すると権限がガバガバになる)
      • AWS では、Organizations の SCP はフィルタとして機能。AWSアカウントの IAM と積集合で効く(SCP で許可していても IAM で許可されていなければ許可されないし、逆もしかり)
  • VM
    • スナップショットはグローバルリソース
      • AWSではリージョンリソース
  • オブジェクトストレージ
    • GCS は強整合性
      • AWS S3 は結果整合性
    • GCS は複数リージョンへの冗長化がバケットのタイプとして選べる。ユーザはどのリージョンに書き込んだか、どのリージョンから読みだしたか意識しない(できない)
      • AWS では別リージョンに作った別バケットにクロスリージョンレプリケートを設定。リージョンを意識する

以上

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