Webアクセシビリティ とは
高齢者、障害がある人を含めすべての人がそのサービスなどを使うことができることやそのサービスから情報を取得できること
「誰にとっても使いやすいものになっているかどうか」
ユニバーサルデザイン
Webアクセシビリティの思想はユニバーサルデザインの思想と同じである
ユニバーサルデザインとは文化や言語・国籍はもとより、年齢や性別、障がいや能力の如何を問わずに、多様な人々が利用することができる施設や製品・サービスのデザインを指すもの
元来、ユニバーサルデザインは交通機関などで主に普及していきました。その一方で、当初は障がいを持つ方々に向けて開発されたものの、その利便性の高さから一般に広く普及した温水洗浄便座などの例もあります。つまり、「高齢者や障がい者にとって便利なものは、“誰にとっても”便利なものである」と考えることもできるわけです。これはWebの世界においても同じこと。WebデザイナーがWebアクセシビリティを配慮したサイト構築をすることで、健常者にとっても使いやすく、利便性が高いものとなるわけです。
フロントエンドやデザイナーが考えれるWebアクセシビリティ
・色味について
色覚障がいの方を想定してコントラストをはっきりさせ、色に依存したデザインを避ける。
・使用文字について
機種依存文字や半角カタカナを使用せず、外字に該当する漢字は他の文字に置き換えるなどの措置をとる。
・文字のサイズ
ユーザーの必要に応じて文字の拡大/縮小ができるようにする。基本的に16px以下の場合は太字にしたり、背景とのコントラストを明確にする。
・画像について
内容を理解するために必要な情報は、文字による説明を併記する。
・動作について
Webサイトの先頭からメインコンテンツが表示される位置まで、ブロックをスキップできる機能を実装する。