概要
OpenCVやメディアアートなど動くものをビデオにしたい場合、多くはXBoxの録画機能を使うことが多いと思います。しかし、Processingは簡単なコードだけでビデオキャプチャができます。
手順
やり方は以下の通りです。
- コード記入
- プログラム実行
- ムービーメーカーでmp4形式の動画作成
コード記入
まず、ビデオ撮影のためにフレームを取り出します。
Processingでは以下のコードをdraw関数内に記入します。
saveFrame("frames/######.png");
例えば1フレーム目の場合、"frames/000001.png"と生成されます。
プログラム実行
プログラムを実行すると、実行時から順番にフレームを切り出してくれます。
一回、描画画面を閉じます。
ムービーメーカーでmp4形式の動画作成
そこで、上のタブの「ツール」から「ムービーメーカー」をクリックします。
好きなディレクトリを設定して「動画を作成」をクリックすると、ディレクトリ上に動画を生成してくれます。
保存したframeから以下のような動画生成が可能です。
まとめ
上記のようにProcessingで簡単にビデオ作成できるので、XBoxの録画ツールよりも便利です。また、PythonのOpenCVやPygameでも録画機能を使えますので、普通のビデオキャプチャよりもおすすめです!