はじめに
先日PHPerKaigi 2024というオフライン・オンラインハイブリッド開催の技術カンファレンスにオフラインで参加してきました。
私は技術に興味がないエンジニア(以下記事参照)なので、こういったイベントに参加したことはなかったのですが、この度実績が解除されることとなりました。
そんな私がなぜ参加したかというと、所属する株式会社オープンロジが「プラチナスポンサー」を務めており、スポンサーセッションで登壇させて頂いたからです。
そんな感じのスタンスの私なので、「自分の登壇終わったら少しだけLTとか聞いて帰ろうかな...。」という気持ちで当日を迎えたわけなのですが、気づいたらガッツリ懇親会の最後まで参加していました。
そしてあまりにも良かったので勢いそのまま帰り道にPHPカンファレンス小田原のチケットを購入してしまいました。
ということで結果的にめちゃめちゃエンジョイしてしまい、最高のイベントだったので以下について記していきたいと思います。
- 参加して良かったな~と思ったこと
- これもしておけばよかったな~と思った事
1. 参加して良かったな~と思ったこと
1. LTのレベルが高い
私は自分の登壇が終わるまでは登壇の準備や練習に時間を使っていました(冒頭でふれたようにガッツリ参加するつもりもなかったので)。そして登壇が無事終わって「あ~よかった!さてどうするか」といった感じでした。同僚に勧められて懇親会の受付は一応済ませておいたものの「それまでどうしようかなあ...何も見ないのもなあ...」という感じで、とりあえずクローズ直前にLT大会があったので「それだけは見ておくか!」ということにしました。
そんな感じで何となくLTを見たわけですが、めっちゃ面白かった!
いやもう皆さん本当に上手。どれも引き込まれる発表ばかりで内容に興味あるなしの前に普通に語りが面白い。それもそのはず、後から知ったのですが、LTのプロポーザルの倍率は約5倍ということで、そのなかで採択された猛者たちが話しているわけです。そりゃあ熱量が違うわけだ!
技術的な学びがあるのはもちろん、スライドの作り方も勉強になり、これだけでも参加の価値あったな~と思えるレベルでした!
以下LT大会ラインナップですが、PHPの話に限らず色々な話を聞くことができました!
- Composerを便利に使うために私がやっていること
- 木を見て!森を見て!目で見てわかるAST(抽象構文木)
- Chromeが擬似的に返す謎の307リダイレクト、HTTPSファーストモードとは
- 読みやすいテストコードへの一歩、適切なAssertionを使う
- PHPでOfficeファイルを取り扱う! ~PHP Officeライブラリをプロダクトに組み込んだ話~
- 4年以上続くなかなかの規模の案件にLaravelを採用して最初からこうしておけばよかった〜〜(泣)と思ったこと5選
- MySQL のインデックスの種類をおさらいしよう!
- とにかくHTTP3をライトニングに話す
- なぜPHPStanやPHP CodeSnifferを導入するのか〜受託開発編〜
- APIテストでもカバレッジ測定したい!
- OSSの脆弱性との向き合い方
- ISUCONってなんだか難しそう……!!でも、初めてのISUCONにPHPで挑戦してきました!
- ネットワークチーム シークレットLT
2. イベントとして普通にめっちゃ楽しい
私はほとんどLT大会と懇親会しか体験していないのでそこの話になっちゃうわけですが、イベントとして普通にめっちゃ楽しい!
まず、LTにあたりペンライトが配られました。↓こんなやつです。
これ、15色に変化します。そして、発表者の推し色が何番だからそれに変えてね~みたいなアナウンスがあり、LT開始時に振って応援したり、制限時間である5分が迫ってきたらみんなで振ってお知らせしたりします。なにこれ楽しい。なんかもうペンライト振ってるだけで何となく会場で一体感があって楽しかったです。
ハイレベルなLTをすべて聞き終わった後はクロージングの挨拶(激アツ)からのエンドロール。え、エンドロール!?結婚式かよ! なんかもう色々と感動的で、そこに登壇者として自分の名前や、スポンサーとしてオープンロジの名前が出ていて、こんな素晴らしいイベントに少しでも貢献できたなら誇らしいとまで思ってしまいました笑
そして少し時間を空けて懇親会へ。うおおおお!飯うめええええ!
豪華にご飯とお酒を用意して頂いていたので食べて飲んでるだけでまず楽しいです。
そしてお酒が入ってくるとちょっと立食パーティーとか日和気味の私でも他の参加者の方に話しかけちゃおっかな~とかなる訳で。ガッツリ楽しんでしまいあっという間に2時間経ってお開きという感じでした。
ということでイベントとして普通にめっちゃ楽しかったです!
3. 登壇のFBだけで飯が3杯は食える
発表内容への共感の声や
私の取り組みに対するコメント
オープンロジの取り組みに対するコメント
オープンロジの事業ドメイン(EC物流)に関するコメント
発表内での私の表現に関するコメントまで(ワーディングこだわったのでめっちゃ嬉しかった)
X(旧Twitter)だけでもたくさんのFBを頂けて感激しました。みんな本当に温かい。
forteeで募ったフィードバックも後日頂けるとのことで、それも楽しみです。
2. これもしておけばよかったな~と思った事
1. プロポーザルの提出
私はスポンサー枠として登壇したわけですが、一般枠で登壇するためには発表の概要を記載したプロポーザルというものをイベントの4ヶ月程前に提出し、採択される必要があります。枠の種類がいくつかあり、好きな形式(5分LTとか20分セッションとか)に応募できます。また、複数のプロポーザルを出すことも可能だったりします(同じ枠に対して複数もOK)。
まあ今回はそもそも会社から登壇を頼まれなければ参加するつもりがなかったのでプロポーザルを出せるわけがないのですが、次参加するなら出したいなーと思いました。
今回ももちろん非常に力を入れて発表の準備をしましたが、やっぱりスポンサーセッションだと会社で取り組んでいる事を中心に色々と配慮しながら話すことになる訳で(とはいえかなり自由にやりましたが笑)、完全にゼロから自分で考えて採択された上であの場に立って話せたらより気持ち良いだろうなーと思いました!
2. 飛び込みLT
事前に決まっているセッションの他に飛び込みLT用のスペースが用意されており、ホワイトボードで予約して自由に話せるようになっていました。
私は今回、会場に着いたのが自分の登壇直前だったし、登壇後はクローズも近かったし、準備もしてなかったし...(言い訳)、ということで飛び込みませんでしたがこれは良い...!
プロポーザルに出す程ではないけれど...みたいな緩い内容も話せる雰囲気だったのでこれはこれで楽しそうでした。
3. X(旧Twitter)の活用
私はまともにX(旧Twitter、以後Twitterと表記)を活用していないのですが、カンファレンスの中ではTwitterアカウントが色々とベースになっているところが多かったです。
PHPerKaigiの参加登録をする際にTwitterアカウントをひもづけることができ、アイコンだったり参加者名だったりがTwitterのものになっている方が多かった印象です。
当日配られるネームカードにもアイコンやTwitterアカウントのQRコードが印刷されたりして、交流の中で交換しましょ〜みたいなやり取りが発生していました。
まあSNSの活用は人それぞれだと思うので私も無理に使おうとは思わないですが、最低限整えてわいわいできたらいいのかなーとも思いました。登壇のFBも貰えて嬉しかったですし!
ということで何らかやってこうかなーと思っている次第です!
さいごに
今回ひょんな事から初参加する事となったPHPerKaigiでしたが、端的に言って最高のイベントでした。
スタッフの皆様、登壇者の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。特にスタッフの皆様、素晴らしいイベントを企画・運営して下さり本当にありがとうございました!
来年もあったら絶対行くぞ!!