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PHPカンファレンス小田原を通して言語化されたオフラインカンファレンスの魅力

Last updated at Posted at 2024-04-21

はじめに

先日PHPカンファレンス小田原というオフラインカンファレンスに参加してきました。

今までエンジニアイベントやカンファレンスというものには参加してこなかったのですが、ひょんなことから参加することとなったPHPerKaigi2024があまりにも最高だったためその帰り道に勢いで申し込んだのでした。
PHPerKaigi2024がどう最高だったのか知りたい方は以下の記事をご覧ください。

PHPerKaigi2024は、スポンサーセッションの登壇者として参加し、最終日の自分の登壇直前から会場入りしたのでガッツリ参加という感じではありませんでしたが、今回のPHPカンファレンス小田原は単なる一参加者として、朝から晩までガッツリ参加し、めちゃめちゃエンジョイして、めちゃめちゃ学びがあったと感じる一日にすることができました

初めてガッツリオフラインカンファレンスに一日参加して、「オフラインカンファレンスってめっちゃいいじゃん!!」となったので、なぜオフラインカンファレンスが良いのかを言語化してみました。以下の三本立てです。

  1. 制約があるのが逆に良い
  2. 自分のペースで交流できていい感じ
  3. 会場じゃないと味わえない空気感が、そこにある...!

1. 制約があるのが逆に良い

オフラインでのイベント参加は時間的・空間的な制約があります。また、空気的な制約もあるかもしれません(途中退席はなんとなくしづらいとか、流石に寝っ転がって鼻ほじりながら聞くわけにはいかないとかそういう感じの)。
それに対してオンラインでの参加はもう少し柔軟です。主に空間的・空気的な制約が取り払われます。配信の形式にもよるかもしれませんが、時間的な制約もある程度取り払われます。
アーカイブでの視聴はもっと柔軟です。いつ見ても良いですし、倍速で視聴したり巻き戻したりと自由自在です。

比べてみるとアーカイブがあるならタイパ最高じゃん!となり、制約があるのは直感的にはデメリットに感じるかもしれません。しかし、制約は場合によってはメリットにもなると思うのです。

オフラインでのイベント参加は、制約があるからこそ以下のようなことが発生したりします。

  • あんまり興味がなかったり、難しそうだから聞く気にならないような登壇も「せっかくだから聞いてみるか〜」とか「どうせ暇だから聞いてみるか〜」となる
    • -> 結果的に学びが得られたり、楽しめたりする
  • 聞き返したり巻き戻したりできないので真剣に聞く
    • -> 結果として理解が深まる
  • 登壇と登壇の間には時間が空くので、フィードバックしたり登壇内容について自分なりに理解を深めたり、質問しに行ったりする
    • -> 結果としてさらに理解が深まる

上述したような効果があるかどうかは結構人によるかもしれません。僕の場合は意志があまり強くない人間なので、普段から制約だったり強制力だったりをうまく利用して自分にとって良いことを意図的に起こそうとすることがよくあります。
なので、オフラインカンファレンスにおける制約はむしろありがたい存在であり、自分の可能性を広げてくれるものだと感じました。
きっと同じような感覚になる方もいるのでは?と思います!

2. 自分のペースで交流できていい感じ

「交流」を目当てにしてオフラインイベントに参加する方は多いんじゃないでしょうか。
スポンサーブースに遊びに行くもよし、スピーカーに質問しに行くもよし、懇親会に参加するもよし、空き時間に雑談するもよし。オフラインカンファレンスには交流の機会がたくさんあります。

ただ、オフラインカンファレンスって交流しなくても良いと言うのも良いところなのでは? と個人的には思いました。
交流メインのイベントだと、交流できないと「何しに来たんだろう...」ってなって落ち込むかもしれません(もちろん、交流メインのイベントだとそうならないように交流できる仕掛けがあるのかもしれないですが)。
でも、オフラインカンファレンスなら登壇を聞いているだけでも十分学びがあります。なんならそっちがメインです(たぶん)。なので別に交流しなくても良いんです(だよね?)

僕も知らない人にガンガン話しかけに行くのとかは(お酒が入っていない限り)厳しいので、基本一人で黙々と参加していました(同じ会社のエンジニアはいたのでちょいちょい話したりはしましたが)。
ただ、すごく気になった登壇のあとには折角なのでAsk the Speakerに挑戦してみたり、折角小田原まで行くのだから懇親会には出てみようということで出てみたりして、少しだけ初めましての方との交流の機会が生まれました

それで良いんだと思います。別に頑張ってすごくたくさん交流しなくとも、ひとつでも新たな交流が生まれたら儲けもんです。
なかなか社外の人と話す機会ってないですから、ちょっとした話をするだけで学びがあったりするし、まあ普通に楽しかったりします。
そして、そんなちょっとした出会いが、現職で行き詰まった時の転職につながったり、逆に新たな仲間が転職してきてくれたりと、そんなことに繋がっていくんだと思います。

ということで、オフラインカンファレンスでのゆるい交流は、僕にとってちょうど良いストレッチゾーンとなってくれると感じました。

3. 会場じゃないと味わえない空気感が、そこにある...!

会場じゃないと味わえない空気、あると思います。
みんなで盛りあがったりはもちろん、あるあるだな〜と思うような話をしてる時に周りの人も頷いているとなんだか親近感を感じたり、立ち見している人がいたらやっぱりみんな関心が高いトピックなんだな〜と感じたりとか。
そういったようなちょっとした一体感だったりが、「楽しかったな〜」という思いを作ってくれて、また行こう!に繋げてくれる、そう感じました。

PHPカンファレンス小田原ではスタッフの方が忍者の格好をしていたり、スタッフじゃないのに忍者の格好をしている人がいたり(同僚です笑)、やたら図体がでかくて歩きにくそうな「梅丸くん」が遊びに来てくれたりと、独特な空気感が漂っていました笑

↓ 梅丸 + 同僚たち + 僕(imahama)
IMG_4160.jpg

もし来年も開催してくれるのなら、絶対参加するだろうなと思います。 そんな魅了される空気が会場には漂っているのです。

おわりに

ということで、PHPカンファレンス小田原に参加して感じたオフラインカンファレンスの魅力を自分なりにつらつらと書き綴ってみました。みなさんもオフラインカンファレンス、参加したくなりましたか?

PHPカンファレンスは次は香川 -> 福岡と続くみたいです。

僕は参加できませんが、この記事を読んで興味を持った方、よかったら足を運んでみたらいかがでしょうか?
新たな世界が開けるかもしれませんよ!!

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