はじめに
- この記事はインティメート・マージャ―で提供している pmt.js を利用して 3rd Party Cookie に依存しないでターゲティング広告を打つための方法を記載しています。
3rd Party Cookie に依存しないって何?
- Apple の ITP や Google Chrome の仕様変更の影響で、今後 3rd Party Cookie を使った広告配信が全デバイス的に難しくなっていきます。
- 3rd Party Cookie を使った広告が減ると、広告の表示単価が下がり、メディアさんの広告収入が減ってしまうことが予想されます。メディア運営をしている会社や広告収益をえて成り立っている会社にとっては死活問題となります。
- そう言った背景の中、Privacy Sandbox の FLoC を中心とした人を特定しないでターゲティング広告を打つ仕組みが世の中に提供され始めております。本記事では pmt.js という弊社が提供するブラウザ保有者の属性推定用 JavaScript を利用しターゲティング広告を打つ仕組みをまとめています。
やりたいこと
- ブラウザに付与されている属性情報を取得できるようになる
- GAM(Google Ad Manager)に属性情報を連携して、属性に合わせた広告やPMPを設定できるようになる
導入方法
サイト側の初期設定
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利用する機能の選択が可能です。必要となる機能をご指定ください。
- 属性情報の取得
- GAM への属性情報の自動連携
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弊社から提供させて頂いた pmt.js を
<head>
の可能な限り上部に設置します。
<script type="text/javascript" src="https://dmp.im-apps.net/pms/*****/pmt.js"></script>
- デベロッパーツールを利用し、弊社から指定する Session Storage にデータが格納されていることを確認します。
属性情報の利用
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特定のグローバル変数に、指定された属性情報がセットされます。取得した属性情報を各種ツールに連携してご利用頂くことができます。
- リクエストされた環境を元にブラウザに蓄積されたデータを利用し、最適な値をセットしております。
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属性情報を活用するには、IDと属性名の対応表が必要になります。弊社担当までお問い合わせください。
GAMへの属性情報の連携と配信設定
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pmt.js を設置すると googletag.pubads().setTargeting() を使用してページレベルのターゲティングを設定します。
これにより、GAM の Key-Value に属性情報が連携されます。 -
https://admanager.google.com にログインする
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新しくオーダーを作成し、属性情報に対応する Key-Value の情報を申し込み情報 / プロポーザル申し込み情報に設定する(例は男性を連携した場合の設定)
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対象となる申し込み情報 / プロポーザル申し込み情報に配信をしたいクリエイティブを設定する
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配信の優先度については純広告 / PMP / フィラーなどの差し込みたいレベルに合わせて配信設定をする
こちらのサービスを試してみたい方は
- インティメート・マージャーのポストCookieソリューション問い合わせ窓口 へお問い合わせください。
- ビジネス要件などにつきましては、お問い合わせいただいたタイミングでご相談させてください。