結論
簡潔に言うと、Makefileファイルのinstall
とclean
のパスを書き換えるだけ。
大袈裟な記事タイトル恥ずかしいね
応援していたVtuberが引退するとのことで、Twitter(新X)の画像を一括保存できるソフトを探していたら、こういうものを見つけた。
最近話題になりがちなAPIを使っていないらしく、2024年6月現在問題なく使えるとのことで試してみようと思ったが、インストール段階で躓いた。
以下素人による手探り解決。
なお、そもそもの前提としてgoのインストールが必要。
macOSの仕様が原因
最近のmacOSではSIPというものがあり、システムの根幹に関わるディレクトリは触れなくなっているようだ。
環境設定から『ターミナル』にフルディスクアクセスを許可するも変わらず、
リカバリーモードで再起動してSIPをオフにするのを恐る恐る試してみたが、
/usr/bin/twmd: Operation not permitted
だったのが
/usr/bin/twmd: Read-only file system
になるくらいで結局うまくいかなかった。
そもそも/usr/bin
でいいの?
メッセージをよく見るとmake
したtwmdファイルを/usr/bin
に移動しようとしてエラーが出ているようだ。
強行突破しようとしてFinderから手動でファイルを移動を試みたが、カーソルが🚫になって受け付けなかった。
そもそもbinの使い分けってどないなんじゃいと思って調べてみると
どうやらこの類のソフトは/usr/local/bin
に入れた方が良いらしい。
こちらにはFinderからでもファイルの移動ができるので、こちらにインストールしてみることに。
make経験値
なんとなく敬遠していたが、意を決してMakefileを覗いてみたところ、中にはmake
に続く『ターゲット』に対応したターミナルコマンドが書いてあるだけだった。なーんだ。
#前略
install:
mv twmd /usr/bin/twmd
#中略
clean:
rm -f twmd /usr/bin/twmd
#後略
インストール時に使うmake install
と削除用のmake clean
だけ抜粋。ここのディレクトリを変更する。
#前略
install:
mv twmd /usr/local/bin/twmd
#中略
clean:
rm -f twmd /usr/local/bin/twmd
#後略
これだけかよー、びびって損した。
その後はgithubのドキュメント通りに問題なく動作した。
これまで自分でビルドするのは避けてきたけど、そんなに難しくないのかもしれないと思えた。これからはバイナリで配布されてないソフトにも手を出してみよう。
参考