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robocopyコマンドの説明

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1.コマンド形式
 robocopy バックアップ元 バックアップ先 /MIR /R:0 /W:0 /LOG:"C:\work\backup.log" /NP /NDL /TEE /XJD /XJF

 説明:
  バックアップ元:バックアップするフォルダー名
          例)"C:\プロジェクト"
  バックアップ先:自由なフォルダー階層&出力フォルダー名
          例)"D:\バックアップ\プロジェクト"
  /MIR :バックアップ元とバックアップ先をミラーリングします。
  /R:n :ファイルコピーに失敗した場合に再度コピーを試す回数です。
  /W:n :再試行する時の待ち時間(秒)です。
  /LOG:”ログファイルのパス” :指定したパスにファイル出力します。既にログファイルがある場合、上書きします。
  /NP :バックアップ中の進行状況を表示しません。
  /NDL :バックアップ結果として、ログファイルにファイルのみが出力されるようになります。
  /TEE :バックアップの結果をコマンドプロンプトとログファイルの両方に出力します。
  /XJD :フォルダの接合ポイントを除外します。必ずパラメータに指定してください!
  /XJF :ファイルの接合ポイントを除外します。必ずパラメータに指定してください!
  /FFT :バックアップ元と先のファイルの更新時間を比較する時、2秒の誤差を許します。

2.主な利点
  ・更新されたファイルだけをコピーするので、2回目以降のバックアップが速い。
  ・ミラーリング機能があるので、バックアップ元でファイルを削除すると、バックアップ先でも同じように削除してくれる。
  ・ファイルコピーに失敗した時でも再試行できる。
  ・ファイルやフォルダのアクセス権限もコピーできる。
  ・ファイルのパスが256文字を超えても大丈夫。
   (普通はファイルのパスが256文字を超える場合、バックアップできないことが多い。)
  ・Microsoftの純正コマンドなので安心。

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