こんにちは。@illyponです。
カレンダーを振り返ってみると2月からリモートワークをする日を増やしていったようで、
もうすぐリモワ歴3か月と言えそうです。だいぶ自宅設備が強化されました。
さて、今週でちょうど私が講師として担当する領域の新卒研修が終わったところでして、
5時間×4日間の受け持ちはなかなかにタフでした笑
今回は講師陣も新卒社員も全員自宅からMeetに参加して行うはじめてのケースとなりましたが、
その中で大事だと思ったポイントをQiitaにもフィードバックしたいと思います。
ご参考になったら幸いです。
①Good & New を毎日行う
アイスブレイクの手法の一つであるGood & Newを毎日行いました。
工夫した点は以下の通りです。
- 流れを作るために講師から先にやる
- しゃべる人は必ずカメラをその時だけONにする
- どんな話をしたのかはGoogleスプレッドシートに残して全社共有
- ついつい長話をしてしまう性格の人もいるが責めないように
もしこれをやらなかったら、なかなか新卒社員の人柄を把握できなかっただろうと思います。
リモートでやっているからこそ、アイスブレークが大事になってきますね。
雰囲気づくりには全力を注いだほうがよさそうです。
②講師側から指名をして無理やり話をさせる
リモートだと本来積極的な性格だったとしても新卒社員からの質問やリアクションはほとんど出てきません。
また、あまりにも講師だけが話していると、話しているほうも聞いているほうもつらくなってきます。
これをどうにかするため、講師側から指名をして無理やり話をさせることを一定時間ごとに繰り返すのが効果的でした。
- 新卒社員リストをもとに全員をまんべんなくあてるのが大切
- 「何か質問ある?」という聞き方は、本当に質問がない人もいるのであまりよくない
- 「一緒に受講しているほかのグループやほかの人のワークショップ成果を見て気づいた点ある?」という感じで問いかけると、かなりたくさん話してくれるし退屈しないのでおすすめ
- 「講師の説明に対して相槌をうつだけの役割」を指名して与えるのも効果的(実際やってみた)
- 講師はちゃんとリアクションを大きめにとる、拍手をするなどを忘れずに
③駆け足で講義しない、無理に詰め込まないこと
リモートでの研修はF2Fでの研修と比べて段取りに時間がかかるので、従来の感覚でカリキュラムのタイムテーブルを作ってしまうと、基本的に予定時間に収まらなかったです。そこで開き直って以下の対応をしました。
- 時間通りにやるのではなく、納得いくまでやって、タイムテーブルは動的に変更する
- 実際に優先度の低い講義は講師陣で相談の上、キャンセルしました
- リモートでの研修はうまくできなくて当然なので、講師は時間通りに進められないことを後ろめたく感じないようにする
④休憩は講師側が意識して頻繁にとる
リモートなので各自ご家庭で勝手にいい感じに休んでくださいと言いたいところだが、実際にはかなり難しいようです。
講師の側からこまめにたくさん休憩時間を取るようにアナウンスすることが必要だと思いました。
以下が実際にやってみてちょうどよさそうな時間の目安です。
- 20分続けてやったら5分
- 30分続けてやったら10分
- 40分続けてやったら15分