最近、機械学習ポテンシャルが多くの研究で使われるようになり、ポテンシャル作成のコードやインターフェースなどが数多く公開されています。数が多すぎて全てを網羅することはできませんでしたが、一部のプログラムのリストを作ってみました(随時更新)。
ポテンシャル作成プログラム
ニューラルネットワークポテンシャル
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RuNNer
Jorg Behlerグループで開発されているニューラルネットワークポテンシャル作製プログラム(マニュアル) -
aenet
Nongnuch ArtrithとAlexander Urbanを中心に開発されているニューラルネットワークコード -
n2p2
Andreas Singraberが開発しているニューラルネットワークポテンシャル作製プログラム。RuNNerと密接に関連しているようです。LAMMPSとのインターフェースも含まれています。 -
FLAME
Max Amslerが中心となって開発されているプログラム。ポテンシャル作成にとどまらない機能が含まれています。 -
PANNA
Emin Küçükbenliらが開発しているニューラルネットワークポテンシャル作製プログラム -
PyAMFF
UT AustinのHenkelman groupで開発されているニューラルネットワークポテンシャル作成プログラム -
AMP
Brown UniversityのPeterson groupで開発されているニューラルネットワークポテンシャル作成プログラム -
MAISE
Binghamton Universityで開発されているニューラルネットワークポテンシャル作成および構造探索プログラム -
DeePMD-kit
Weinan Eを中心としたグループによって開発されているニューラルネットワークポテンシャル生成プログラム -
SIMPLE-NN
Seoul National UiversityのMaterials Data & Informatics Laboratoryにおいて開発されているニューラルねとワークポテンシャル生成プログラム
グラフニューラルネットワーク
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NequIP
Boris Kozinskyのグループで開発されているグラフニューラルネットワークに基づく機械学習ポテンシャル作成プログラム -
Matlantis
Preferred Computational Chemistry Inc.によって開発された機械学習ポテンシャルであるPreferred potentialを用いたシミュレータ。
ベイズ力場
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FLARE
Boris Kozinskyのグループで開発されているガウシアン過程回帰を用いた機械学習ポテンシャル(ベイズ力場)作製プログラム
Gaussian approximation potential
古典力場
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DFTFIT
DFTデータから様々な古典力場を作製するプログラム
未分類
機械学習ポテンシャルを使えるプログラム
原子間力ポテンシャルデータベース
ニューラルネットワークポテンシャル
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Advance/NeuralMD
AdvanceSoft社によって作成されたニューラルネットワークポテンシャルのデータベース。Creative Commons Attribution 4.0 License (CC BY)の元で公開されています. -
CHGnet
Materials ProjectのGGA/GGA+Uのデータを元に作成されたグラフニューラルネットワークポテンシャル。ポテンシャルだけではなく、構造最適化や分子動力学シミュレーションも実行可能なようです。