前回、FlaskとHTMLを使用して、ChatGPTを用いたテキスト要約ツールを作成しました。今回はそのツールをHerokuにデプロイする方法を解説します。
1. 必要なファイルの準備
・app.py: メインのFlaskアプリケーションコード
・Procfile: Herokuがアプリケーションを実行する方法を知るためのファイル。このファイルには web: python app.py と記述する。
・requirements.txt: アプリケーションが依存しているPythonのライブラリのリスト。例: flask, openai など。
・templates/index.html
2. Herokuのセットアップ
・Herokuアカウントを作成。
・Heroku CLIをインストールしてログイン。
3. アプリケーションのデプロイ
以下の手順でデプロイを行います:
$ heroku create [アプリ名] # アプリ名はオプション
$ git init
$ heroku git:remote -a [アプリ名]
$ git add .
$ git commit -m "Initial commit"
$ git push heroku master
4. 環境変数の設定
OpenAIのAPIキーをHerokuの環境変数として設定:
$ heroku config:set OPENAI_API_KEY=YOUR_OPENAI_API_KEY
5. アプリケーションの確認
ブラウザで https://[アプリ名].herokuapp.com/ にアクセスして動作を確認。
以上が、FlaskとHTMLで作成したChatGPTテキスト要約ツールをHerokuでデプロイする方法です。このガイドを参考に、簡単にWebベースのアプリケーションを公開してみてください。