動作環境
- OS: Ubuntu 22.04.3 LTS
- MySQL: Ver 8.0.41
下記のコマンドで、OSとMySQLのバージョンを確認できると思います。(MySQLをインストールしている時)
mysql --version
データベースの削除・ディレクトリの初期化
起動している場合は、いったん起動停止をしましょう。
sudo systemctl stop mysql
データベースのフォルダ権限の書き換え(念のため)
sudo chown -R $USER:$USER /var/lib/mysql/
データベースのフォルダを削除
sudo rm -rf /var/lib/mysql/
データベースのフォルダの中身がなくなったか確認
ls -l /var/lib/mysql/
ディレクトリの初期化
sudo /usr/sbin/mysqld --user=mysql --initialize
一度に実行したい人向け
sudo systemctl stop mysql
sudo chown -R $USER:$USER /var/lib/mysql/
sudo rm -rf /var/lib/mysql/
sudo /usr/sbin/mysqld --user=mysql --initialize
このようなログが最後に出れば成功です
XXXX-XX-XXTXX:XX:XX.XXXXXXZ 6 [Note] [MY-010454] [Server] A temporary password is generated for root@localhost: ${Password}
${Password}は一時パスワードです。再インストール時に必要となりますので、メモしておいてください。
起動確認
MySQLの起動
sudo systemctl start mysql
MySQLが起動しているか確認
active (running)と出ていれば、起動成功です。
sudo systemctl status mysql
MySQLへの接続
mysql -u root -p
実行すると、
Enter password:
と聞かれるので、先ほど取得した一時パスワードでログインしましょう。
成功したらMySQLのコンソールが出ると思います。
下記のようなものです。
このあとは「MySQLのコンソール」のことを「SQL画面」と呼びます
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 8
Server version: 8.0.41-0ubuntu0.22.04.1
Copyright (c) 2000, 2025, Oracle and/or its affiliates.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql>
下記の「新しいパスワード」に自分が使う、安全なパスワードを入れて、SQL画面で実行してください。
ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED BY '新しいパスワード';
「Query OK」が表示されれば変更できたことになります。
これにて、MySQLを初期化の手順を終わります。
おつかれさまでした。
SQL画面の閉じ方は下のコマンドを実行することで終了することができます。
exit
参考
Gemini2.0 Flash に何度質問して、実行を何回も試した上で、正確性を試した上で記事を載せています。
https://gemini.google.com/