エンジニアと言えば
紙より電子化。
ワード、エクセルよりHTML、Markdown、プレーンテキスト。
ということで、なるべくプレーンなテキストから履歴書と職務経歴書を自作することを目標とします。
GitHubとかに上げれば差分管理できるし、リポジトリはいっそ公開してもおもしろいですね。
履歴書は公開したら色々まずい気がしますが、職務経歴書はオープンにしている人も多いみたいです。
履歴書
履歴書はJISで規格が定まっているらしいです。
企業によってはJIS規格にきちんと定まっていないとNGだとか。
なので、なかなかフリーフォーマットとはいきません。
そんな中で、私が着目したのは以下の記事。
YAMLで履歴書を作る
こちらの方が作ってくださったプログラムを使い、YAMLファイルから履歴書PDFファイルが作成できます。
Webブラウザ上で似たようなことをしてくれるサービスなどもありますが、私はこのようなOSSを使ってプログラムも含めて自分で管理できる方が好みです。
必要に応じてカスタマイズもできますしね。
実はどこまでJIS規格に則っているのか私自身では確認していないのですが、ぱっと見では既存の履歴書とほとんど変わらないので大丈夫そうな気がします。
まあ何かあれば自分でカスタマイズすればなんとかなるかと。
顔写真もなるべくデータ化したいですよね。私は
証明写真機で写真を撮る -> コンビニでスキャン
で地道にデータ化しました。
職務経歴書
職務経歴書は特に規格とかないらしいです。
フリーフォーマットで自分のアピールしたい要素を多めに取ったりしたいところ。
そうなると、自由度の高い記法が求められます。
こんな時こそMarkdownですね。
私はAtom使いなので、以下のパッケージを利用しました。
markdown-pdf
Markdownを元に内部でHTMLを生成し、それをPDFに変換していると思われます。
READMEに書いてある通りにcssファイルを作成することでデザインをカスタマイズできます。
私はMarkdownファイルとcssファイルと出力PDFファイルをセットで差分管理しています。
職務経歴書はフリーフォーマットな代わりに、A4で2〜3枚みたいな慣例はあるみたいです。
PDFファイル上でのページ区切りをちゃんと意識してフォントサイズとかを調整したいところ。
ちなみに改ページは以下の記事に従ったらできました。
VScodeじゃないんですが、まあAtomのやつも大して変わらんってことですね。
VScodeのMarkdownからPDF変換時に改ページを挿入
職務経歴書の項目の洗い出しは、色々な職務経歴書を参照しましたが、まずは以下の記事が参考になりました。
Markdown職務経歴書のテンプレートが置いてあります。
職務経歴書をGitHubで管理しよう
あと、私の場合職務経歴書にURLを色々貼りましたが、結局紙で印刷して提出する必要があったので、苦肉の策としてURLの横にQRコードも添えました。
というわけで
履歴書はYAML -> PDF、職務経歴書はMarkdown -> PDFでできました。
エンジニアが読みたくなる職務経歴書 - dwango on GitHub
書類のフォーマットはPDFで
内容が必要十分であればそれでよいのですが、「PDFで、1ファイルにまとめて」あると、読むときも印刷するときも非常に助かります。
ときどき「推薦文Word、履歴書Excel、職務経歴書Word」などというエンジニアにとっては非常に厳しい3ファイルが届いたりすると、なかなか厳しい気持ちになります。先日は履歴書Excelにマクロが書かれていてギョッとしたりしました。
とのことです。
おわり。