6
6

More than 5 years have passed since last update.

WindowsServer2008 へ Bitnami Redmine をインストール

Last updated at Posted at 2015-06-01

目的

・社内Redmineは、WindowsServer2008環境・Bitnamiがインストールされているため、その構築手順書
・後輩に「新人にも分かる手順書作れ」って指示したけど、「じゃ~お前は作れんのか?」と言われたときに「ぼく作ってみたもん」って言うための資料・・・新人に分かるかは不明・・・

前提

・設定情報に関して、ボールド表記は社内情報を含むものであるため読み替えすること
・WindowsServer2008 インストール済み
 ※仮想マシンを想定
 ※Windows7でも可
・Internet接続可能環境
・以下のソフト/バージョンをインストール

インストール対象 Version 備考
bitnami redmine 2.6.1.1 本体
absolute dates 0.0.2 プラグイン
knowledgebase 3.0.7 プラグイン
work time 0.2.16 プラグイン
farend basic 1.3 テーマ

インストール

本体 bitnami redmine インストール

bitnami redmine のインストールファイルをダウンロードする。
・ダウンロードしたインストールファイルを実行。
・「Language Selection」は『Japanese - 日本語』を選択。
・セットアップウィザードが起動するので「次へ」ボタン押下。
・コンポーネントは全てチェックした状態で「次へ」ボタン押下。
05.jpg

・インストールフォルダはデフォルトのまま「次へ」ボタン押下。
06.jpg

・管理者アカウントを以下の通り作成し「次へ」ボタン押下。
 ※Emailアドレス: Redmineプロジェクト@会社ドメイン を設定
 ※パスワード: いつものやつ を設定
07.jpg

・データベースの規定言語は日本語を選択して「次へ」ボタン押下。
08.jpg

・メール設定は未チェックのまま「次へ」ボタン押下。
09.jpg

・クラウドホスティングのチェックを外して「次へ」ボタン押下。
10.jpg

・インストール準備が整ったので「次へ」ボタンを押下し、インストール完了後に「終了」ボタン押下。
13.jpg

本体 bitnami redmine 動作確認

・bitnami toolが起動するので、「Go To Application」ボタン押下。
14.jpg

・IEが起動されるので「Access Bitnami Redmine Stack」をクリック。
15.jpg

・Redmine画面の右上「ログイン」より、上記で設定したadminユーザ/パスワードでログイン。
17.jpg

・ログインが正常に出来ることを確認し、ログアウトする。

プラグイン absolute dates インストール

Redmine標準ではチケットの作成/更新日が「〇〇日前」と相対日が表示されるので、日付表示するプラグインをインストールする。

・Bitnami Redmine Stackのコマンドプロンプトを起動。
94.jpg

・redmineアプリケーションパスのpluginsフォルダへ移動。
※redmineアプリケーションパス:上記手順でインストールした場合「C:\Bitnami\redmine-2.6.1-1\apps\redmine\htdocs」
※pluginフォルダ:上記フォルダ配下の「plugins」

cd [redmineアプリケーションパス]\plugins

・Gitでプラグインを取得。

git clone git://github.com/suer/redmine_absolute_dates.git

・コマンドプロンプトを終了。
 ※次のプラグインも続けてインストールする場合は終了せずそのままで
・Bitnami Redmine Stackツールより「Manage Servers」→「Restart All」ボタンを押下し、Redmineを再起動する。
18.jpg

プラグイン absolute dates 動作確認

・Redmineへログインし、適当にチケットを発行。
・チケット作成日が「日付表示されている」ことを確認する。
27.jpg

プラグイン knowledgebase インストール

・Bitnami Redmine Stackのコマンドプロンプトを起動。
 ※前述参考
・redmineアプリケーションパスのpluginsフォルダへ移動。
 ※前述参考

・Gitでプラグインを取得。

git clone git://github.com/alexbevi/redmine_knowledgebase.git

・redmineアプリケーションパスへ戻り、Bundlerを使ってGemパッケージのInstall/Update、およびDBマイグレーションの実行

cd ..
bundle install --no-deployment
bundle update
rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

・コマンドプロンプトを終了。
 ※次のプラグインも続けてインストールする場合は終了せずそのままで
・Bitnami Redmine StackツールでRedmineを再起動する。
 ※前述参考

プラグイン knowledgebase 動作確認

・Redmineへログインし、適当に新規プロジェクトを作成。
・プロジェクトモジュールのチェックボックスに「knowledgebase」が表示されていることを確認する。
31.jpg

プラグイン work time インストール

こちらより、0.2.16バージョンのzipファイルをダウンロード。
・ダウンロードファイルを解凍し、redmineアプリケーションパスのpluginsフォルダへコピー。
・Bitnami Redmine Stackのコマンドプロンプトを起動。
 ※前述参考
・redmineアプリケーションパスへ移動。
 ※前述参考
・DBマイグレーションの実行
 ※前述でGemパッケージが最新化されていることを前提とする
・Bitnami Redmine StackツールでRedmineを再起動する。
 ※前述参考

プラグイン work time 動作確認

・Redmineへログインし、適当に新規プロジェクトを作成。
・プロジェクトモジュールのチェックボックスに「work time」が表示されていることを確認する。
41.jpg

・ついでに左上「管理」→「プラグイン」で、上記プラグインが全部入っているか確認する。
60.jpg

テーマ farend basic インストール

・Bitnami Redmine Stackのコマンドプロンプトを起動。
 ※前述参考
・redmineアプリケーションパスへ移動。
 ※前述参考

・Gitでテーマを取得。

git clone git://github.com/farend/redmine_theme_farend_basic.git public/themes/farend_basic

・以上、これだけ・・・

設定

・Redmineへログイン。
・左上「管理」→「設定」を選択。
・「表示」タブ、テーマ『Farend Basic』を選択。
 ※前述でインストールしたテーマ
・ユーザ名の表示書式『Admin Administrator』を選択。
 ※ユーザ管理画面で気づいたかも知れませんが、苗字がAdmin、名前がAdministratorとなっており、デフォルトでは「名前 苗字」で表示されるので、日本人らしく「苗字 名前」にしときます。
・「保存」ボタン押下。
 ※変更時はタブごとに保存しないとダメですよ。
53.jpg

・「プロジェクト」タブ、前述でインストールした「Knowledgebase」「Work time」をチェックして「保存」ボタン押下。

・「メール通知」タブ、送信元メールアドレスに Redmineプロジェクト@会社ドメイン を設定して「保存」ボタン押下。

おわりに

ざっと現在の環境を構築するだけの手順をまとめました。
他に「configuration.yml設定」「データのバックアップ/リストア」手順は追々追加予定。

6
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
6