Balena(バレナと読む?)という企業がIotアプリをWebで簡単に構築/管理できるプラットフォームを公開してたので、実際に使ってみた。
Balenaのプラットフォームとは?
公式の説明を日本語化すると
コアとなるBalenaプラットフォーム、つまり私たちがbalenaCloudと呼ぶものは、デバイス、サーバー、そしてクライアントサイドのソフトウェアを網羅しています
デバイスが弊社のホストOS(balenaOS)でセットアップされると、コードをbalenaビルドサーバーにプッシュして、コンテナにパッケージ化してフリートに配信することができます。
Webダッシュボード、またはCLIとSDKを介した当社のAPIを介して、すべてのデバイスとそれらの実行中のサービスを管理、監視、および更新できます。
自分が触った感覚と理解で言うと
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balenaCloud
からラズパイ3向けのbalenaOS
をダウンロード - OSをsdカードに焼いてラズパイ3で起動
- GithubからダウンロードしたDockerコンテナを
balena-cli
でアプリにpush -
balenaDash
というWeb管理画面からラズパイ3の管理/操作を行えるサービスが使えるようになる
balenaDashで出来ること
- Instagramフォトストリーム(ハッシュタグまたはユーザーに基づく)
- GrafanaまたはDatadogを使用したデータ中心のダッシュボード
- Googleフォトからのライブデジタルフォトフレームフィード
- Flightradar24や Flightawareなどのサービスの表示
- デジタル水槽やクラゲの表示
- ストリーミングウェブカメラディスプレイ(例:NASA HDEV)
- NyanCatの24時間ライブディスプレイ
- ホームオートメーションダッシュボード
今回はラズパイ3 + 5inchディスプレイ でYoutubeを表示してみる。
用意するもの
ラズパイ3
microSDカード
HDMIディスプレイ(できれば小型)
自分の作ったもの
ラズパイ+ディスプレイでYoutubeを延々とループ再生する。
YoutubeのURLはWeb管理画面で指定する。
balenaCloud + RaspberryPi3 + Display(HDMI 5inch) = Web Frame👍🖥️🎞️
— ikemura23 (@ikemura_jp) 2019年1月19日
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手順
Make a web frame with Raspberry Pi in 30 minutes https://www.balena.io/blog/make-a-web-frame-with-raspberry-pi-in-30-minutes/
備考
説明すると長くなるので、手順のURLを見てほしい。
すごく簡単にIoTアプリケーションが構築できるし、専門知識がなくてもbalenaDashを使った色々作れそう。