DroidKaigi2019の公開されている動画を見てて
「おーこれは使えそう」という機能がいくつかあったので記録に残す
動画
DroidKaigi 2019 - Android Studio 設定見直してみませんか? / shiraji [JA] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MV14DDxv6DE
セッション内容
- 自分専用のアクションリストを作ってみる
- !=をカッコ良く
- 通知周り
- File Color
- Kotlinのファイルフォーマット忘れ防止
- 急に別の言語書きたくなった時のストレス発散方法
- JSON書きやすくする
- Run Configurationや.ideaの共有
- Layout Editor
- Pluginのインストールの強制
自分専用のアクションリストを作ってみる
Quick lists
自分専用のポップアップが作ることができ、Android Studioの機能を自由に追加できる。
keymapを追加すると簡単に呼び出せる (⌘ + option + iを設定中)
設定パス
Preferences | Appearance & Behavior | Quick Lists
感想
なかなか便利!
ショートカットがない機能を追加して使用する、あるいはショートカットを覚えられない機能の使用に使えそう。
!=をカッコ良く
fontの話
Android Studioのフォントを変えて != や == を直感的に表示する
感想
いらないかな
通知周り
Android Studioの特定の処理が終わったらNotificationを表示できる
Gradle syncをBalloonにすると、Syncが終わったらバルーンで通知がでる
設定パス
Preferences | Appearance & Behavior | Notifications
感想
なかなか便利そう
Syncが終わったのに気付かずQiitaを見続けることがなくなる(はず)
File Color
バンドルの環境別にファイル/タブの色をかえれる
Debugのファイルを編集したかったのに、Releaseを編集していた、というミスがなくなる
設定パス
Preferences | Appearance & Behavior | File Colors
感想
これはぜひ導入したい
(たまにやらかしてたりするし)
Kotlinのファイルフォーマット忘れ防止
コード書いてる途中のフォーマット未適用のコードに警告やエラーを表示できる。
設定パス
Preferences | Editor | Inspections
Kotlin > Style issues > File is no formatted according to project settings
をEnableにして、色をError(赤)に設定する
未フォーマットのコードがエラー表示になる
コードの色をWarningにした場合
未フォーマット箇所が黄色になっている
感想
まあまあ便利
色をエラー(赤)にすると、コードのエラーなのか未フォーマットなのか区別つかず分かりにくい。
Warning(黄)表示にするといいかもしれない
フォーマット対象外にしたい時
Preferences | Editor | Code Style
Enable formatter markers in comments をEnableにする
break point
Conditionでブレークポイントが止まる条件を指定できるが、簡単に消せてしまうので、それを防ぐ設定がある
設定パス
Preferences | Build, Execution, Deployment | Debugger
Confirm removal of conditional or logging breakpoints をEnableにする
これで式があるブレークポイントを消す時に確認ポップアップがでる
感想
これは便利、常時Enableでも害はなさそう
JSON書きやすくする
String変数をJsonとして扱いたい時、inject laungageで便利に修正できるようになる。
例えばこんなコード
var json = "{ \"name\":\"ikemura\",\"github\":\"@ikemura\" } "
文字にカーソルを当ててoption + enter
ポップアップが出たら inject laungage or reference を選んでEnter(▶でメニューを展開させないで)
JSONを選ぶ
これでこの文字列はJsonとしてIDEに認識される
何が便利かというと、Android StudioでJsonのエディタが使えるようになる
Json化した変数の文字の上でoption + Enter
Edit JSON Fragment を選択すると、JSON Fragmentというエディタが表示される
JSON Fragmentで項目を追加すると自動で文字がエスケープされるので便利
ダブルクォーテーションも勝手につけてくれるしね
ソースコード上では普通の文字列と見た目が変わらないので、@Language("JSON")
を追加する
@Language("JSON") var json = "{ \"name\":\"ikemura\",\"github\":\"@ikemura23\" } "
この @Language("JSON")
を自動で追加する設定を有効にするには
Preferences | Editor | Language Injections | Advanced
Add @Launguage annotation or comment if needed を Enableにする
これでinject laungageをすると、@Language("JSON")が自動で付与される
感想
めちゃ便利そう
Jsonを扱う機会がたまにあるので、その時に真価を発揮するかも
Layout Editor
下タブのTextタブが左にくる、Designタブが右になる(順が入れ替わる)
設定パス
Preferences | Editor | Layout Editor
Prefer XML editor をEnableにする
感想
地味な変更だが、これは良い
初めにレイアウトxmlを開くとDesignタブが勝手にひらいて「お前じゃない、俺はTextタブがみたいんだ!」となることを防げる。
copy preferences
Android Studioの設定をひらき、左のメニューの上で右クリックすると
Copy Preferences path をクリックする
設定のパスがクリップボードにコピーされる
感想
この動画で一番の収穫
これで設定場所をスクショで保存する場面が減る
深い設定場所まではコピーできないので、スクショが必要な場面もある
Pluginのインストールの強制
Android Studioを起動すると、足りないプラグインをインストールするポップアップがでる
Event Logにもエラーログが出る
設定パス
Preferences | Build, Execution, Deployment | Required Plugins
+でプラグインを選択して、追加
感想
そこまで設定するならPluginを直接インストールしたらいいのに、と思うかもしれないが、
おそらくAndroid Studioの設定ファイルをチームメンバーに共有して、Plugin使用を義務付けたり、簡単にPluginをシェアする際に便利なんだろうなと。