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【🔰初心者向け】Git入門 [GitHub登録→SSH接続→Cloneまで]

Last updated at Posted at 2025-02-20

はじめに

こんにちは!ITスクールRareTECHにてCS(Customer Support)を担当している池村です。今回の記事はGitを初めて触る人向けの記事です。Gitは、自身や会社で作成しているシステムやアプリのバージョン管理をしてくれるツールになります。

初心者はこのGitの概念で挫折しやすいので、一つ一つ理解していきましょう。

この記事はMac向けになります。
2025年2月20日現在のUIをスクリーンショットしたものとなっています。

GitHubへのユーザー登録

まずは以下のリンクからユーザー登録をしましょう。

1. GitHubに登録するボタンを押下

名称未設定.jpg

2. ユーザー情報を入力する

名称未設定2.jpg

3. メールアドレスから認証コードを受け取って入力

image.png

上画像のようなメールが来ているはずなので確認してください。

4. サインインする

右上のSign inボタンをクリックしてください。

名称未設定3.jpg

登録したメールアドレスと、パスワードを入力します。

image.png

5. ダッシュボードを確認

以下のようなページに飛べば完了です。

image.png

英語が苦手な方、その気持ちはとてもわかります。
でもGitHubは英語で使うことを推奨します。安易に日本語に翻訳しない方が、今後のために良いと思います。(Git周りはGitで使われる英単語を使って話が進むため)

SSH接続を完了させよう

1. Settingsに移動

ダッシュボードの右上にご自身のアイコンがあるので、まずはそこをクリック。
その中にSettingsがあるので、そこをクリックして設定ページに移動します。

名称未設定5.jpg

2. SSH and GPG keysに移動

image.png

3. SSHキーを作成する準備

ここからはご自身のターミナル上での作業になります。
Macの方、ターミナルのアプリを開いてください。

まず開いたばかりの場所がホームディレクトリという場所です。

この辺りの知識がない方は、まずこちらの記事を参照してください。

ではホームディレクトリに何があるか確認しましょう。

lsコマンドを叩く
ls -a

上記のコマンドを叩いて、.sshディレクトリが存在しているか確認をしましょう。
もしあった場合は以下のコマンドで移動します。

cdコマンドで移動
cd .ssh

※もし.sshディレクトリがない場合

.sshを作ろう
mkdir .ssh && cd .ssh

4. SSHキーを作成

SSHの公開鍵・秘密鍵を作るには、以下のコマンドを叩きます。

鍵の作成
ssh-keygen -t ed25519 -C "<ご自身のメールアドレス>" -f ~/.ssh/my_private_key

現在はRSA方式ではなく、Ed25519方式を指定するのがスタンダードのようです。

  • ssh-keygenは公開鍵と秘密鍵を作るコマンド
  • -tは暗号化アルゴリズムの選択するオプション(色々あります)
  • -Cはコメントを入れるオプション。複数アカウントを使う時に便利
  • -fは鍵の名前をつけるためのオプション(今回はmy_private_keyという名前にしてますが、ご自由に命名してください。わかりやすい名前を推奨します)

コマンドを叩くと、以下のようなメッセージがでます。

Enterを2回押すだけ
Generating public/private ed25519 key pair.
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in /Users/ren/.ssh/my_private_key
Your public key has been saved in /Users/ren/.ssh/my_private_key.pub
The key fingerprint is:
SHA256:Zy87yEWFZgoKqAMWDmHMKxp4k6AP2OK5bBNsfi4MvYU あなたのメールアドレス
The key's randomart image is:

Enterキーを2回押して、完了しましょう。
その後lsコマンドで、my_private_keyができているかどうか確認をしましょう。

  • my_private_key(秘密鍵🔑)
  • my_private_key.pub(公開鍵🔑)

の二つができていればOKです。

5. 公開鍵の方をコピーする

公開鍵のコピー
pbcopy < ~/.ssh/my_private_key.pub

※Macのコピー方法です。

それか、catコマンドを使用して中身を表示して、コピーすることもできます。

catコマンドの使用
cat my_private_key.pub

表示された公開鍵の内容をコピーするパターンです。

6. GitHubに戻って、公開鍵の中身を登録

SSHのページに戻ったら、画像のボタンをクリック、新しくSSHキーを登録します。

名称未設定7.jpg

入力するのは、TitleとKeyというフォームです。

名称未設定8.jpg

Titleはなんでも良いです。
わかりやすい名前を使うなら、自身のユーザー名@自身のPC名でつけておくと良いでしょう。

Keyのフォームの中には、先ほどコピーした公開鍵の中身を貼り付けます。
貼り付けた後は、Add SSH keyで登録をしましょう。

これで準備はOKです。

7. 接続を確認しよう

接続を確認するには
ssh -T git@github.com

# 出力結果
Hi ユーザー名! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

早速リポジトリを作って、Cloneしてみよう

これで色々準備が整いました。
今回はinitコマンドを使わずに、Cloneから開始します。

1. リモートリポジトリの作成

まずはリポジトリの作成です。
GitHubにアクセスしていただいて、右上のアイコンをクリック。
Your profileを選択して移動しましょう。

名称未設定9.jpg

次にRepositoriesを選んで移動します。

image.png

初めてアカウントを作ったのであれば、上画像のように何もない状態です。

では右にある緑色のボタン、Newを押していただいて、新しいリポジトリを作成しましょう。

今回は以下の画像のように作ってみましょう。

  1. リポジトリ名は『test』
  2. Privateを選択
  3. Add a README fileにチェック
  4. Create repository(右下の緑色のボタン)を押下

名称未設定.jpg

PublicかPrivateはどちらでも良いですが、テスト用なので外部に公開する必要はありません。なのでPrivateを選んでいます。

Readmeファイルを作成すると、最初からファイルが存在した状態でリポジトリが出来上がるので、クローンがスムーズになります。

2. SSHを使ってCloneする

ではローカルにクローンをしてみましょう。

📗 前提知識
リモートリポジトリ:GitHubに存在するコード(前項で作ったもの)
ローカルリポジトリ:自身のPCにクローンしてきたコード

①画像の順番でボタンを押していきましょう。

名称未設定1.jpg

②ターミナルを開いて、任意のディレクトリに移動します

ホームディレクトリにTrainingといった練習用のディレクトリを作って、そこに移動することをおすすめします。

クローンする
git clone 先ほどの画像内の③でコピーしたテキストを貼り付ける

これでローカルにReadmeファイルが持って来れたと思います。

image.png

上記の画像は、この記事で試し打ちしている皆様の環境とは、一部違いがありますのでご注意ください。

※GitHubのアカウントが複数あるタイプの実行結果になっています

おわりに

まずはここまでお疲れ様でした。
次からは実際にGitのコマンドを試し打ちしていきつつ、どんな形でコードを書いていくのか見ていきましょう。

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