43
44

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Git for Windowsのbashが便利な件

Last updated at Posted at 2019-02-16

Git for Windows

1.png

windowsでgitを使っている人は多いと思いますが、意外と知られてない活用されてない部分かもしれないのであえて記事にしてみました。

環境

  • Windows 10 Home 64bit
  • git for windows 2.20.1

Bashとは?

Linuxで使われてる、ちょー標準的なシェルです。今のmacなんかもそうですね。(いや、zshだっけ?まあ似たようなもん)
すごい雑にいうと、windowsのコマンドプロンプトみたいなもんで、Linux上のコマンドをこのシェル上で実行できます。
ちなみにlsやcdのような基本的コマンドはbash自体に含まれているコマンドです。
そしてlinuxにはfindやgrep等の便利なコマンドがありますが、git bashを入れるともれなくついてくるのでwindows上でこれが使えるようになります。
あと当然ですが、gitのコマンドももれなくついてきます。

インストール

特に難しい事はなく、DownloadからのNext連打で勧めます。
ポイントなのはAdjusting your PATH environmentのところで、
Use Git and optional Unix tools from the Command Promptを選択しておく事でしょうか。
これでgit bashだけでなくコマンドプロンプトでもlsなどのコマンドが使えるようになります。
なお、Warningとして書いてありますが、もとからwindowsにあるコマンドはoverrideされるって書いてあります。上書きというもPATHが被ってbashの方のが優先される結果になるってだけですかね。C:\Program Files\Git\usr\binとかが%PATH%に追加されます。個人的にwindowsのfindは使ってないのでぜんぜんOKです。

2.png

あとはConfiguring the terminal emulation to use with Git BashのところはUse MinTTYを選択しています。ここは好みなんですかね。こちらを選択しておくと、よりLinuxに近いターミナルを使えます。

まず普通にgit bash

3.png

こんな感じで、Linux感覚でwindowsが操作できます。
ちなみに/cがWindowsでいうc:\になる。
マイドキュメントだと/c/Users/name/My\ Documentsみたいな感じですね。
なおbashはC:\Program Files\Git\bin\bash.exeが本体です。

次にcommand prompt

おもむろにコマンドプロントを立ち上げます。
いつものように普通に真っ黒なウインドウが立ち上がりますが、すでにbashへのPATHが通っており、ハイブリッドなcmdになっています。

4.png

先程と同じコマンドを実行してみました。
bashのコマンドを介するとUNIXのパスが使えるようになったりしてちょっとややこしいですね。find c:\Python27 -name '*.txt' -lsといったwindows風でも使えます。
もちろんgitコマンドもcmd上で使える。

linuxになれてる人はついlinuxのコマンド使いたくなるシーンが多いので、けっこう便利になるかなと思います。
tarで解凍したりだとか、vimつかったりだとか・・あと間違えてlsしたときに普通に返してくれるのがうれしい。

まあ、逆にますますCMDから離れていってしまうのが難点といえば難点ですが。

43
44
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
43
44

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?