この記事を書こうと考えた背景
Japan AWS Jr.Championsに選出して頂いてからはや8ヶ月、社内外問わず様々なイベントに参加してきました。その中で自分が感じたことや考えたこと、今後どうしていきたいのかを文章として残しておきたいなと考えた次第です。
選ばれた直後の話
自分の好きな漫画の一つに「湾岸ミッドナイト」という作品があり、
その第18巻 P.56にこのようなセリフがあります。
昔からよく言うだろクルマ好きの2つのタイプ
血液にガソリンが流れてるタイプとオイルが流れてるタイプ---
つまり走り系とイジリ系てトコか
エンジニアについても同じようなことが言えると思います。
①技術対する深い知見を持つことが好きなエンジニア
②技術を使って新しいことを始めるのが好きなエンジニア
大雑把ですが、上記2つのタイプに大別できると考えています。
今回の話では、前者が「オイル」で後者が「ガソリン」となります。
Jr.Championsに選出された方の中には①と②を両立できている超人のような方もいれば、
一方に特化しているつよつよエンジニアもいらっしゃいます。
正直な話をしてしまうと初めて顔を合わせた時に
「同い年でこんなすごい人いるんだ…本当に自分はここにいていいのか?」
と思っていた時期がありました。
せっかくJr.Championsになったのに大した結果を出さずに終わるのはとにかくもったいないと思い、 「この人達と戦える武器をどうやって作るか」 ということを次第に考えるようになりました。
手応えから確信へ
きっかけは些細なことでした。新人向けイベントに登壇した際のフィードバックを受けた時です。
・今まで聞いてきたイベントの中でもかなり記憶に残るような発表だった。
・観客を巻き込んで話すのが非常に上手で、思わず聞き入ってしまった。
正直意外なフィードバックだなと感じたのを覚えています。
確かに今まで発表を褒めてもらうことは何度かあったのですが、
なぜ評価されているかまでは深く考えていませんでしたし、言語化もしていませんでした。
ただ、そんな時にもらったフィードバックが初めて手応えを与えてくれました。
その後、勉強会・インターンなど様々なシーンで登壇し反応を確かめる作業を繰り返しました。
結果的にあの時感じた手応えは間違っておらず、それは徐々に確信に変わりました。
最終的に「エモーショナルと論理性を両立させながら発表する」能力が人よりも高いという結論に至りました。
今後どうしていきたいのか
自分は「ガソリン」側のエンジニアで、それは変わらないと思っています。
ただ、今後は人に技術の面白さ・楽しさを伝える方にシフトしていきたいなと考えています。
具体的には社内外のコミュニティ活動がそれに当たるのではないかと考えていて、
来年以降はそこに精を出していこうと思っております。
いつか「AWS Community Builders」の称号を手にいれることを目指して努力していきます。
あとがき
「この熱狂を、外へ」
話は少し変わるのですが、多くの方に愛されているコンテンツにはこの言葉を体現している方が多いように感じます。過去自分もこのような方に助けていただきながら様々なイベントに参加させて頂き非常に嬉しかったのを覚えています。
今度は自分がその役目を務められるようになれたらいいなと考えています。