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v-htmlでfiltersを使いたい!本当に使いたい?

Last updated at Posted at 2019-06-12

**Vue.js(+ TypeScript)**で、文字列に対して動的に$\style{background-color:yellow;}{ハイライト}$をかけたいと思った時に調べた内容です。

ちょっとググるとVueのフィルタ出来る!と見つかったのですが・・・

TL;DR

Vue.jsのフィルター機能は、(使い道によっては)普通のメソッドで書けるんじゃないの?

というお話です。
今回のようなハイライトかけたいような状況ではフィルター機能は使わなかったですね。

廃止するかどうかの熱い議論はこちら。
[Suggestion] Vue 2.0 - Bring back filters please

背景

まずはここ、こんな風にfiltersを定義できるんですねー。知見!
https://qiita.com/pokkur/items/e6c7b20852471a9eca29

で、それにに対して、TypeScript的に書こうとすると、

@Component({
  components: { MyForm, MyComponent },
  filters: {
    highlight(plainText: string, query: string): string {
      return plainText.replace(
        query,
        `<span style='background-color: yellow'>${query}</span>`
      );
    }
  }
})
export default class HogeHoge extends Vue {
  ...
}

と書けることがわかりました。
componentsに並列させて書くんですね。この辺り、ググってもあまり出てこない内容です。
 

が!!!
 

これって、もはやメソッドじゃん!

 
というツッコミが入ったのは、(zoomで4人くらいで)モブプログラミングをしていた時でした。
上のやつでも機能するんですが、普段使い慣れているメソッドでも書けることが分かり、書き直したものが次のコードになります。

highlight()の中身は全く同じですよね。

@Component({
  components: { MyForm, MyComponent }
})
export default class HogeHoge extends Vue {
  ...
  highlight(plainText: string, query: string): string {
    return plainText.replace(
      query,
      `<span style='background-color: yellow'>${query}</span>`
    );
  }
  ...
}

ということで、検索対象のテキスト(plainText)に、検索文字列(query)を渡したら部分的にstyleが当たって、ハイライトがかけられるようになりましたー。

実際に試すとすぐ分かるのですが、例えばqueryとして渡している変数がv-modelの変数だったら、レスポンシブにハイライト箇所が変わりますねー。

あとは、正規表現をうまく組み合わせることで、複数の同じ文字列に対してハイライトかけられました!
これでタスク終わり!

タスクも進み、新たな知見も得られて良い1日だった!

今回のタスクでVue.jsが初見殺しだと感じた内容

  • コード内で、Mustache記法(二重中括弧, {{ }})と三重中括弧({{{ }}})がパッと見だと見分けづらい
  • フィルタでも書けるし、メソッドでも書ける
  • Vueのバージョンにより、三重中括弧がv-htmlに置き換わっていた(上では特に触れていない内容です)

#その他、参考文献

(2重中括弧はMustache構文などでググりやすいですが、3重中括弧って特に呼び方はついていないんですかね?名前のないものって、ググりにくいですよね。)

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