はじめに
タイトルのとおりです。そのものズバリの説明を見つけることができなかったので、メモがてら書いてみました。参考になれば幸いです。
索引リストに載せたい単語の指定
索引に載せない用語を二重丸括弧で囲めば OK です。以下の例では、dup という用語を索引リストに載せるよう指示しています。
注:現時点(2017.11.10)では、Qiita が asciidoc を言語として認識していないらしく、正しく asciidoc のソースコード(?)が表示されません。そのため、今回は pre タグで囲って表示するようにしておきます。
= Forth のワード例
((dup))::
TOS を複製します。
索引リスト作成
この方法がなかなか分からず苦労しました。結論から言うと、以下のように書けば、自動的に二重丸括弧で指定した用語のリストが索引化されます。
[index]
= 索引
備考:現時点では、索引リスト生成に対応しているのは PDF 生成と DocBook を援用する時のみだそうです(参考: http://asciidoctor.org/docs/user-manual/#index-catalog )。個人的には、HTML 文書にこそ索引が欲しかったので、困ったものです(DocBook の使い方も調べなければならないのか…とほほ)。
おまけ
ディレクトリ中の .adoc から .html と .pdf を作成する Makefile を載せておきます(もっと洗練された方法がきっとあると思いますが、とりあえず)。
注:Makefile もソースリストとして認識されないので、こちらも pre タグで囲んで表示しておきます。
.SUFFIXES: .pdf .html .adoc
SRC = $(wildcard *.adoc)
OBJECTS = $(SRC:%.adoc=%.pdf) $(SRC:%.adoc=%.html)
.PHONY: all
all: $(OBJECTS)
.adoc.html:
asciidoctor $<
.adoc.pdf:
asciidoctor-pdf -r asciidoctor-pdf-cjk $<