今までWindowsでよくわからないままプログラミングをかじってきたあなたへ贈る。
と、言いつつ基礎を踏まえてVSCodeを使用した開発環境への誘い。
対象読者
- WindowsでVisualStudio(とかArduioみたいななんかそういうソフト)でプログラミングみたいなことをやってきたよ!という人
- CとかC++はちょっとわかる人
- GUI(デスクトップの)環境がないオフラインのLinuxを用意されてしまう人
linuxでVisualStudioみたいなのあるの?
GUIがあるlinuxの場合はEclipseなどいろいろあります。
しかし、CUIの場合あまり選択肢はないです。プログラミング開発を行う前提知識みたいなものがあなたには必要なようです。
VisualStudioは何をしているソフトであったのか
VisualStudioはIDE(統合開発環境)と呼ばれる種類のソフトで、以下の機能を含んでいます。
- テキストエディタ (コードを編集する)
- linter (コードを解析し、コンパイル前に警告する(よく助けられていますね!)機能)
- コンパイラ (実行前に何やら処理をしていますね)
- デバッガ (実行中にブレークポイントを設定できますね)
IDEの各機能に対応するlinuxのツール群
CUI環境では以下ツールを組み合わせて開発を進める筈です。
- テキストエディタ
- vim
- nano
- コンパイラ
- gcc
- デバッガ
- gdb
- その他
- make周りのツール
覚えることはたくさんあるぞ!
とりあえずググりましょう。歴史が長いツールなので使い方は出ます。
場合によってはさらにMakefileを書いたりします。
特に大変なことは以下。
- コマンドラインのテキストエディタに慣れなきゃいけない。
- ブレークポイントの指定もコマンドで。
いや待ってくれよ!こんなのやってらんねえ!
そうですね。それぞれのツールの使い方のチュートリアルをこなした貴方。
まずはお疲れ様です。でもこんなのじゃいくら時間があっても大変ですよね。
そこでVSCode Remote Developmentじゃ。
VSCode Remote Developmentという素晴らしいツールがあります。
sshさえ繋がればエディタもデバッガもGUIからssh経由で操作ができます。
VSCodeを使いましょう。
そういう話でした。オンライン環境であれば導入は容易です。
オフライン環境の方は以下の記事を参考に構築しましょう。
オフライン環境へVSCodeとRemote Developmentを導入してlinux開発を快適にする
https://qiita.com/ihatomorio/items/af61a2593f4ed1d4085c