VSCodeを他人に勧める際に、いちいち口頭で説明することに飽きたので、こちらの記事にVSCodeの主な機能と紹介をまとめました。この記事のURLを貼るだけで、高機能エディタの基本的な機能について理解してもらえるような記事を目指しています。
この記事は、以下の方々を対象にしています
- 高機能エディターやIDE(統合開発環境)を使ったことがない方
- VSCodeを入れてみたけど、どんな機能があるのかわからないという方
- VSCode以外を使っていて、VSCodeへの乗り換えを検討している方
VSCode (Visual Studio Code) とは
VSCode (Visual Studio Code) は、エンジニア業界で最も人気のある高機能エディタの一つです。初心者はとりあえずこれを選んでおけばいいかなという印象です。
高機能エディタは IDE (統合開発環境) とは違って、はじめは ただのメモ帳+最低限の機能 しかありません。様々な状況や言語に対応した拡張機能がオープンソースで開発されているので、開発に必要な分だけ自分で導入することで個々人にマッチする開発環境を提供してくれます。また、他のエディタに比べて豊富な拡張機能とインストールの手軽さが魅力です。「こんな機能があったらいいな...」と思った時に、調べてみると大体あります。
以下のサイトよりダウンロードとインストールができます。
主な機能
1. 拡張機能
導入方法は、左側のタブからExtensionsを選択すると検索スペースが出てくるので、検索してインストールボタンを押すだけです。
それぞれの言語に対応した拡張機能が存在し、環境構築やPath設定などを行うと、ワンボタンでファイルをVSCode上で実行することもできるようになります。
2. フォルダ管理
エクスプローラーを開くことで,フォルダツリーを確認することができます。また、選択したファイルを画面上でドラッグすることで、画面を分割して同時に複数ファイルを閲覧・編集することができます。
3. 入力補助
一度、入力した単語は基本的にすべてタイピングする必要がありません。予測変換が行われるので、選択することでスペルミスなどを防ぐことができます。ユーザーの入力傾向を学習しておススメしてくれます。
4. ハイライト
言語に応じた拡張機能をインストールすることで、構文に応じたハイライトを行ってくれます。使っていない関数の色が自動で薄くなったり、文章だけでなく空白や括弧を色付けしてくれる拡張機能があったりします。
5. キーボードショートカット
VSCodeには、様々なショートカットキーが存在します。例えば、単語を選択した状態でCtrl+Dを押すと、同じ単語を選択してくれるので、変数名の変更などに役立ちます。
WindowsでCtrl
+Shift
+P
(Mac版はCommand
+Shift
+P
) からコマンドパレットを開き、Preferences: Open Keyboard Shortcuts
を入力・選択するとショートカットを変更することもできます。
6. 設定のカスタマイズ
こちらも同様に、WindowsでCtrl
+Shift
+P
(Mac版はCommand
+Shift
+P
) からコマンドパレットを開き、Preferences: Open Settings (JSON)
を入力・選択すると設定を変更することができます。
7. ワークスペース
上側のタブで File
> Save Workspace As...
からワークスペースを保存できます。このファイルを Desktop などに専用フォルダを作って格納し、このファイルから VSCode を起動することで、複数のプロジェクトに対して作業を途中から再開することができることができるようになります。
終わりに
この記事では紹介しきれない程、VSCodeは多彩で様々な機能があります。使っているユーザーが多く、VSCode + 検索ワード
で Google 検索すると大概の内容がまとめられているので、積極的に調べて活用してください。