目的
Jiraで課題等を作った時にmattermostへ通知が飛ぶようにする。
構成
利用したtool
jira-to-slackというtoolを使いました。
int128さんが作ってくださっている。ありがとうございます。
メモ
K8s上にdeployしたJIRAとmattermost標準のJiraとmattermostのintegration機能を使うと、うまく行かず(原因： https化してないから？深く切り分けられていない)、上記のjira-to-slackを使わせて頂いた。
構築手順
大枠は、jira-to-slackのREADME.mdの通り。
構築手順の変更ポイントとしては、jira-to-slackもkubernetesに乗せるようにした。
今回作ったjira-to-slack用のmanifestをgithubに上げておきました。参考になれば幸いです。
https://github.com/iguchikoma/jira-to-slack-kubernetes
1. Mattermost上にincoming webhookを作る。
Ref. https://docs.mattermost.com/developer/webhooks-incoming.html
1-1. mattermost上にchannelを作る。
通知を受ける用のchannelとしてjiraという名前でchannelを作った。
1-2. incoming webhookを設定する
mattermostの左上メニューからintegrations > incoming webhookと進んで、以下のようにwebhookを設定してsaveする
するとwebhookが生成される
2. JIRAにwebhookを設定する。
右上の歯車 > システム > 左サイドバーのWebフック > Webフックの作成と進み、以下のようにWebhookを作成する。URLは[jira-to-slackのURL]?webhook=[mattermostのwebhookのurl]&dialect=mattermost&channel=jira&debug=1
3. jira-to-slackをkubernetesにdeployする
ServiceはNodePortで30003としています。適宜、自分の環境に合わせて書き換えてください。
### jira-to-slackのkubernetes manifest一式をgithubから取ってくる。
vagrant@vagrant:~$ git clone https://github.com/iguchikoma/jira-to-slack-kubernetes.git
vagrant@vagrant:~$ cd jira-to-slack-kubernetes/
### deployする。
vagrant@vagrant:~/jira-to-slack-kubernetes$ kubectl apply -f jira-to-slack-ns.yaml
vagrant@vagrant:~/jira-to-slack-kubernetes$ kubectl apply -f jira-to-slack-deployment.yml
vagrant@vagrant:~/jira-to-slack-kubernetes$ kubectl apply -f jira-to-slack-svc.yaml
### jira-to-slackの動作確認 (NodePortは30003)
vagrant@vagrant:~/jira-to-slack-kubernetes$ kubectl get svc -n jira-to-slack jira-to-slack
NAME TYPE CLUSTER-IP EXTERNAL-IP PORT(S) AGE
jira-to-slack NodePort 10.100.82.84 <none> 3000:30003/TCP 75s
### curlでAPIの応答確認
vagrant@vagrant:~/jira-to-slack-kubernetes$ curl http://192.168.33.10:30003
missing query parameter. Request with ?webhook=https://hooks.slack.com/xxx
4. 動作確認
JIRAで適当に課題を作ってみて、mattermostに通知が飛ぶか確認する。mattermostへの通知はこんな感じで飛ぶ。
最後に
以上で作業終了です。参考になれば幸いです。