2022年6月7日、GitHub社からGitHubを操作しながらGitHubの使い方を学べる無料の教材「GitHub Skills」がリリースされました。
Expand all you know about the GitHub platform. We're introducing GitHub Skills, a new learning experience integrated into the GitHub UI, backed by GitHub Actions. Try it out today! https://t.co/XnqCYdVqBL
— GitHub (@github) June 6, 2022
せっかくなので触ってみようと思い、かる〜く触ってみたのでかる〜くご紹介します。
はじめに
Github Skillsは全て英語で書かれています。
...
アーニャにピーナッツ、エンジニアにDeepL。気合で翻訳しましょう。
Github Skillsとは
Githubを学べる5コースと、GitHub Actionsを学べる3コースの、計8コース用意されています。
全コース共通して、コースをクリックするとそのコースのリポジトリに飛ぶので、そこから自分用のリポジトリを作成して学習する、といった流れになります。
自分用のリポジトリを作成したら、README.mdに書いてある指示通りにGitHubを学習していきます。
今回は、Githubを学べる5コースに絞って紹介します。
トップページはこんな感じ。
「初心者から上級者まで、インタラクティブなコースでGitHubの使い方を学べるで。」とのことです。
Introduction to GitHub
Get started using GitHub in less than an hour.
1時間以内にGithubを始めることができます。
このコースでは、主に
- ブランチの切り方
- コミットの仕方
- プルリクエストとマージのやり方
など、GitHubの"きほんのき"を学ぶことができます。
一度でもGitHubの利用経験がある方飛ばしても問題なさそうです。
Communicate using Markdown
Organize ideas and collaborate using Markdown, a lightweight language for text formatting.
テキストフォーマット用の軽量言語であるMarkdownを使用して、アイデアを整理し、共同作業を行うことができます。
Markdown記法の
- ヘッダー
- 画像
- コードブロック
- タスクリスト
を学びます。
実際にプルリクエストを作成する際に頻繁に使いそうな記法に絞っているようですね。
GitHub Pages
Create a site or blog from your GitHub repositories with GitHub Pages.
GitHub Pagesで、GitHubのリポジトリからサイトやブログを作成しましょう。
GitHub Pagesの使い方を学びます。
GitHubにデータをアップロードしておけば、レンタルサーバーを契約しなくても簡単に静的サイトを公開できるよってやつです。
僕自身初めて使ったのですが、ポートフォリオサイトを公開するときだったりに便利そうですね〜
Review pull requests
Collaborate and work together on GitHub.
GitHub上でコラボレーションし、一緒に作業を行う。
プルリクエストにレビューする方法を学びます。
- いつ、どのようにレビューを依頼するか
- 他の人のプルリクエストにレビューをする方法
レビュアーとしての心得みたいなのも盛り込まれているので
新人エンジニアの方はもちろん、普段からレビューをしているベテランエンジニアの方もタメになりそうな内容になっていると思います。
Resolve merge conflicts
Learn why conflicts happen and how to resolve them.
なぜコンフリクトが起こるのか、どうすればコンフリクトを解決できるのかを学ぶ。
コンフリクトの解消方法を学びます。
GitHub上でブランチを切って、ファイルに変更を加えて意図的にコンフリクトを発生させて、マージするときに解消する、といった内容です。
チーム開発をしているとコンフリクトはまれに起こるので、事前に対処法を学んでおくとよさそうですね。
おわり
5つのコース通して、1時間もあれば終わる内容となっています。
なによりGitHub公式が出しているチュートリアルっていうのがいいですね。初めてGitHubを触る人にもおすすめしやすそう。
時間があればGitHub Avtionsのコースも進めたいです。