目的

jenkinsの2系からjobの標準項目に採用された「pipeline」がとても便利に見えたのでテストしてみます。

成果物

下記のようにjobの画面でjob内で設定した「stage」で区切ったステップを見やすく出してくれます。

pluginだと、Build Pipeline Pluginに近いイメージですが、job内に標準装備しているものなのでviewがいたずらに増えなくて良いです。

設定方法

簡単に設定方法を記していきます。

job作成

赤枠に記した用にjob作成時に「Pipeline」を選択し、作成する。

設定

設定画面に「Pipeline」項目があるのでそこでサンプルコードを入力します。クリックして出来るサンプルだと、「stageが無いよ！」と怒られるので下記のようにstageを入れます。

node {
    stage '1'
        echo 'Hello World'
}

実行

あとはいつものように「ビルド実行」を行うと下記のようにviewに現れます。

2回目を実行すると前回の結果の上に乗り、常に最新の結果が見やすくなっているようです。

複数stageを入れ込む

node {
    stage '1'
        echo 'Good Morning'
    stage '2'
        echo 'Good Evening'
    stage '3'
        echo 'Good Afternoon'            
    stage '4'
        echo 'Goodbye'
}

エラーが出た場合

強制的にエラーを出して挙動を見てみます。

途中で「exit」を挟んだ場合

node {
    stage '1'
        echo 'Good Morning'
    stage '2'
        exit
    stage '3'
        echo 'Good Afternoon'            
    stage '4'
        echo 'Goodbye'  
    
}

イミフなコマンドを入れた場合

node {
    stage '1'
        echo 'Good Morning'
    stage '2'
        ehfhaslfhsdflasfjkal
    stage '3'
        echo 'Good Afternoon'            
    stage '4'
        echo 'Goodbye'  
}

入ってないコマンドを入れた場合

node {
    stage '1'
        echo 'Good Morning'
    stage '2'
        docker ps
    stage '3'
        echo 'Good Afternoon'            
    stage '4'
        echo 'Goodbye'     
}

以上のようにエラーで止まるようです。

本当はエラーの種類をちゃんと場合分けしたいところですがテストなのでここまでにします。