11
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Raspberry Pi 2 Model B を Ubuntu サーバーにするまで

Last updated at Posted at 2015-09-28

更新情報

2021/01 に OS の取得情報を更新しました。

経緯

RASPBERRY PI 2 MODEL B をひょんなことから頂いたので、普通にサーバーとして設定していった時の作業記録です。
ちなみにカバーは下記を使用しています。 Raspberry Pi 2 Model B アクリル ケース 虹色 レインボー

MicroSD に Ubuntu をインストール

Raspberry Pi 2 Model B をインストールしてSSH接続できるようにしてみるDD for Windows でOSを書き込むよ! を参考に SD カードの準備をします。
上記の URL は Windows を使用していますが、Mac のコマンドラインでも勿論可能です。

今回使用したのは、 Ubuntu 14.04 です。
ubuntu wiki より、Ubuntu 14.04 LTS です

【2021.01 追記】
Raspberry Pi のバージョンよってインストール出来る Ubuntu のイメージが変わります(Ubuntu 自体のバージョンは LTS 及び、最新のバージョンがありそうです)
Install Ubuntu on a Raspberry Pi 2, 3 or 4

ログイン情報

  • 上記のimgのログインユーザ/パスワードは下記のよう
Login username ubuntu
password ubuntu

Raspberry に MicroSD カードを入れた後に起動し、上記のユーザ/パスワードでログイン。
DHCP 設定があらかじめ出来ているので軽くインターネットに疎通できているか確認後、パッケージの更新をしていきます。

  • 疎通確認
cmd
$ ping 8.8.8.8
  • パッケージの更新
cmd
$ sudo apt-get update   # アップデートのためのリストを取得
$ sudo apt-get upgrade  # アップデートを実際に行う
  • 確認コマンド
cmd
$ cat /etc/lsb-release  # Ubuntuのバージョン確認
$ uname -a              # アーキテクチャの確認コマンド

リモート接続出来るように設定

  • SSH 接続出来るようにパッケージのインストールします
cmd
$ sudo apt-get install openssh-server
  • Ubuntu の IP アドレスを確認後、同ネットワーク内から SSH 接続します
cmd
$ ifconfig
cmd
$ ssh ubuntu@192.168.101.92
ubuntu@192.168.101.92's password:
Welcome to Ubuntu 14.04.3 LTS (GNU/Linux 3.18.0-20-rpi2 armv7l)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com/
Last login: Sun Sep 27 06:56:17 2015 from 192.168.101.91
ubuntu@ubuntu:~$

Ubuntu Server としてさらに設定

  • git コマンドのインストール
$ sudo apt-get install git #  パッケージでインストール


$ git --version    # 確認
git version 1.9.1
  • サーバーとして最低限必要そうなものをインストールします。
    • ここは必要なパッケージのみで良いです
sudo apt-get install \
    wget \
    tree \
    telnet \
    nkf \
    mlocate \
    expect \
    ntp \
    dstat \
    vim \
    htop \
    iftop \
    traceroute \
    git \
    tig
  • デフォルトのエディタを nano から vim へ変更します。
$ sudo update-alternatives --config editor   # エディタの設定コマンド

There are 4 choices for the alternative editor (providing /usr/bin/editor).

  Selection    Path                Priority   Status
------------------------------------------------------------
* 0            /bin/nano            40        auto mode
  1            /bin/ed             -100       manual mode
  2            /bin/nano            40        manual mode
  3            /usr/bin/vim.basic   30        manual mode
  4            /usr/bin/vim.tiny    10        manual mode

Press enter to keep the current choice[*], or type selection number: 3
update-alternatives: using /usr/bin/vim.basic to provide /usr/bin/editor (editor) in manual mode

ここまでで基本の設定はだいたい完了です。
あとはこれをベースにサーバーとしてアレンジしていきます。

日本語設定

/etc/default/locale
これが言語関連のファイルらしいです。
こちらに情報がないと、日本語の文字化けが発生します。

# locale
LANG=
LANGUAGE=
LC_CTYPE="POSIX"
…
…

なので、上記の設定ファイルに
LANG="en_US.UTF-8"をいれておきます。

/etc/default/locale
$ cat /etc/default/locale
LANG="en_US.UTF-8"

あとは、再ログインすれば反映されています。

参考URL

第2回 Ubuntu 14.04 の Raspberry Pi 2 へのインストール
ubuntuのパッケージ管理システムapt-getの使い方Add Star
Ubuntuのバージョン確認とアーキテクチャ確認コマンド
Ubuntuでデフォルトのエディタをnanoからvimに変更
Ubuntu Server 14.04 で日本語環境設定がうまくいかないとき
Windows環境でtar.xzを解凍(展開)する方法
wiki.ubuntu.com/ARM/RaspberryPi

11
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?