はじめに
WebViewを組み込んだアプリを開発していると、WebViewのCookieや通信内容を見ながらデバッグをしたくなることがあります。
今回は、webview_flutterを使用しているwebviewのデバッグ方法を共有します。
※あまりフロントを触ってこなかったので、一部用語等が異なる可能性があります。ご了承ください。
対象
Flutterのアプリ内WebViewをwebview_flutterで実装している人
用語
デベロッパーツール(Chrome)、Webインスペクタ(Safari)、などと呼ばれているアレを使用します。
どうやらChromeとSafariで呼び方が異なるようです。
環境
- Mac
- Android Studio
Flutter 3.3.9
Dart 2.18.5
webview_flutter: 3.0.4
Flutter
Dartのコードは以下一行を書くだけで準備完了です。
※実際の実装では開発環境のみで有効にするフラグを使用した方が安全です。
WebView(
initialUrl: 'https://flutter.dev',
debuggingEnabled: true, //これを有効にする
),
iOS
手順
-
MacのSafariの開発者モードを有効にしておきます
環境設定(⌘+,
)>詳細>「メニューバーに"開発"メニューを表示」にチェック
Android
手順
- MacのChromeで chrome://inspect/#devices を開きます
- 対象のアプリをRunすると、ページ内にデバッグデバイスが以下のような形で出てきます
-
inspect
を開くことで、見慣れたデベロッパーツールが出てきます
おわりに
たまに出てくる根深い問題は、WebViewを直接ツールで見て解決しましょう。
参考になれば幸いです。