kintoneのレコードをフォルダ化(階層化)プラグインを作成しましたので紹介します。
特徴
・kintoneアプリのレコードをフォルダ化(階層化)できる
・階層化でマスタデータを地域毎や案件毎に区分けできる
・階層化プラグイン系のよくある欠点の「APIコール数の問題」を解決している
・kintone一覧の検索機能やソート機能はそのまま使える
動作例
kintoneのアプリ上で感覚的にフォルダ管理をすることができます。
機能紹介
機能①:フォルダ管理機能
・画面上部の「新しいフォルダ」から現在のフォルダにフォルダを作成することができます。
・画面上部の「新しいレコード」から現在のフォルダにレコードを作成することができます。
※通常の+ボタンから作成したレコードは「HOME」へ保存されます。
・画面上部の「ゴミ箱を開く」からゴミ箱へ入れたファイルやフォルダを確認することができます。
機能②:フォルダアクション
フォルダの右端にあるメニューからフォルダアクションを操作できます。
レコードの詳細画面を開く
レコードの詳細画面を開きます。
名前を変更する
フォルダの名前を変更することができます。
このフォルダを移動する
フォルダを別のフォルダへ移動することができます。
※移動する際は配下のレコードやフォルダも移動します。
ゴミ箱へ移動する。
ゴミ箱へ移動します。
※一度、ゴミ箱へ移動したフォルダでも別のフォルダへ移動することが可能です。
機能③:ファイルアクション
一覧でレコードを2秒間長押しすることでファイルアクションを開くことができます。
このフォルダを移動する
レコードを別のフォルダへ移動することができます。
ゴミ箱へ移動する。
ゴミ箱へ移動します。
※一度、ゴミ箱へ移動したレコードでも別のフォルダへ移動することが可能です。
プラグインの設定方法
プラグインは下記手順で設定可能です。
1.APIトークンを発行する。
※下記の権限のようにAPIトークンを発行してください。
2.プラグイン設定画面からフィールド設定、APIトークンの設定する。
プラグイン概要に記載のフィールドを参考にしてフィールド設定をしてください。
1.で発行したAPIトークンを連携設定に設定してください。
その他トピック
ゴミ箱を空にする方法
本プラグインはファイル(レコード)やフォルダをゴミ箱へ移動することができます。
ゴミ箱に移動したそれらのデータが不要な場合は以下の手順ですべて削除することができます。
1.ゴミ箱へ移動する。
2.「絞り込む」から格納フォルダの絞り込み条件を「次のキーワードを含む」に変更する。
3.kintoneの一括削除機能ですべて削除する。
※一括削除機能はアプリ設定の高度な設定から有効にしてください。
ゴミ箱/というフォルダを検索して削除する方法です。
他のフォルダに「ゴミ箱」と名の付くフォルダがあるとそれらも削除してしまうので注意してください。
APIコール数を圧迫しない設計
kintoneにはAPIのコール数制限があります。
https://jp.cybozu.help/k/ja/id/04044.html#limitation_limit_30
従来のファイル管理や階層化プラグインはAPIにてデータ取得をしていることが場合あり、
閲覧者が多い環境やデータ数の多い環境だとAPIの上限に容易に達してしまう問題がありました。
本プラグインではデータを閲覧する際にAPIコールをしない設計(kintoneの検索機能に準じている)のためAPIコール数を全く消費しません。
※レコード登録や名前変更の際はRESTAPIを使用してデータ登録や重複チェックをしています。
ソート機能や検索機能がそのまま使える
kintone一覧で使えるソート機能や検索機能はそのまま使用することができます。
販売元
紹介したプラグインは以下にて購入できます。
レコードフォルダ化プラグイン
他にもプラグインを紹介していますので興味があればご確認ください。
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