kintoneのプロセス管理が設定されているアプリにて作業者を変更できるのはアプリ管理者のみとなります。
今回はアプリ管理者以外にも作業者を変更(作業者を自分に)するプラグインを作成しましたので事例と共に紹介します。
紹介するプラグインは下記となります。
作業者代行プラグイン
課題
kintoneはワークフローを簡単に設定することができます。
ただ、作業者が休暇などで不在の時に、代理者によって作業を進めたい場合があります。
そんな時はアプリ管理者によって作業者を変更する必要があります。
この頻度が多いとアプリ管理者の稼働が過多となってしまいます。
この課題を「作業者代行プラグイン」により解決する策を紹介しようと思います
使い方
プラグインで設定している条件に合うユーザーに「自分を作業者とする」ボタンが表示されます。
表示されたユーザーはボタンを押下することで自分が作業者になることができます。
要件
作成したプラグインは以下要件を満たすことを目的としています。
- 事前に設定したユーザーにより作業者を奪取ができること。
- 事前に設定したステータスの時のみに作業者を奪取できること。
- 作業者奪取にはAPIトークンを使用し、秘匿されていること。
導入方法
- kintoneへプラグインを導入してください。
- プラグイン用のAPIトークンを発行してください。 ※権限は以下を参考
- プロセス管理が設定されているアプリにプラグインを導入してください。
- プラグイン設定画面から発行したAPIトークンを設定してください。
- プラグイン設定画面から「自分を作業者とする」ボタンを表示するステータスとユーザーを設定してください。
- 保存して導入完了です。
最後に
アプリの使用者が多いと、必然的に作業者を急遽変更したい場面が多々あるかと思います。
そんな時は「作業者代行プラグイン」にて管理コストを軽減できるかと思いますので、是非導入検討してみてください。
他にもプラグイン公開していますので、興味があれば覗いてみてください。
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