モバイル対応を行う際、タッチイベントやレスポンシブルデザインのデバッグが必要になります。しかしPCでこれをやるのはなかなかに困難。そんな場合に役立つ情報をまとめました。
タッチイベントのデバッグ
PC上でタッチイベントを検証する方法がいくつかあります。
1.Chromeのデバッグ機能を使用する
もう知っている人もいるかもしれませんが、実はChromeにはデバイスのエミュレート機能があるのです。
右下の歯車マークから・・・
環境設定画面を開き、エミュレートする内容を設定。右上にエミュレート中の情報が表示されます
ただし、回転やピンチイン/アウトなど指二本使うものはさすがに無理。
2.Surface SDK を使用する
SurfaceのSDKを利用することでタッチイベントをエミュレートすることができるらしい・・・ですが、試そうとしたところVisual Studio 2010でないとダメな模様(2013/11/22現在。Visual Studio 2012だとダメ)。
インストールできるならば、試してみる価値はあるだろう。
デザイン
こちらのサイトが優秀
http://quirktools.com/screenfly/
下記のような感じで、各種デバイスを選択し横にしたり縦にしたりできます。
iPhone/iPad対応を行う際使用しましたが、ここでうまく出てなかったらまず本番でもうまく動かない。そんな感じです(逆に、ここで動いているからといって油断はできない)。まあ、MacがあるならIOSシミュレータを使うのが早いですが・・・。
おわりに
Surface Proを買ってVisual Studio入れてしまって開発するのが手っ取り早いのかな?とも思ったりします(開発環境が入るようなタブレットってSurfaceくらいしかないので)。
あとはクラウド環境にデプロイして実機で確認するのもありだと思います。RubyなどならHerokuが使えますし、.NETでもAppharborが利用できます(Azureに金を払いたくない場合)。私はASP.NET MVC開発時Appharborにデプロイしてデザインを実機で確認してました。