最近は、CNCフライスも個人用なら安くなりましたね。
趣味の範囲で購入できる金額の物がありましたので、購入しましたが、組立説明書が一切ついていなかったので、メモ程度に残したいと思います。
この部品は、商品画像からアルミ板の黒アルマイトだと思ってたのですが、樹脂ボードでした。
カットしっぱなしの状態で、切削油と切子が付いています。この辺はコストダウンの結果ってやつですかね。エタノールで拭くか、中性洗剤でジャバジャバ洗います。
ちなみに、シャフトにも油が付いていますが、切子が付いている事がありますので洗いますが、洗って完全に乾いたあとに機械油を薄く塗っておきます。機械油が無い場合は、乾いたティッシュで拭くぐらいにとどめておきます。
台座の作成
ネジ大で四隅2本ずつ、計8カ所を止めていきます。この時点ではしっかりネジは締めず、仮止めにしておきます。
スライドネジ部の組み付けを行います。必要なのは、この部品です。長ネジは短い方を使います。
バネを中に入れ、スライドナットを押し込みながら、長ネジを回しこみます。切子が噛んでいると入れにくいので、エアー(100円ショップで買えるレンズ用の十分)で飛ばします。
シャフトにスライドユニットを2個通し、ねじ大で仮止めします。この向きですので、間違えないようにします。また、長ネジを通しておきます。
モーターのシャフトの平らの部分にイモネジの片方が入るようにネジを仮締めします。ちょっと戻して、カップリングが上下に動くようにします。
モーターとカップリングの間にコイン等を挟み隙間を空けイモネジを締めます。ここではしっかりと本締めします。
台座にモーターをねじ止めします。仮止めです。長ナットをカップリングの一番奥まで入れ、イモネジを本締めします。
この時点で四隅のネジを本締めしますが、平たいテーブルに台座を置き(出っ張りが下になる状態)この状態で本締めし、フレームがゆがまないようにします。
Tナットを図のように入れます。このアルミフレームは、溝が3本と4本の面があり、3本の面です。
カップリングを手で回し、テーブルを端まで移動します。テーブルを台座の端に合わせ向きを決めます。
ネジを番号順にちょっとずつ締めていきます。⑧までいったら①からというように繰り返していきます。一気に締めるとテーブルが曲がる事があるので、曲がっていないか確認しながらちょっとずつです。精度に影響するところなので、慎重に行います。
スライドユニットのネジ締めが終わったら、スライドナット部分も番号順にちょっとずつ締めていきます。
カップリングを手で回し、反対まで持ってきます。この状態でシャフトのネジを本締めします。
台座の度台モータのネジの本締めをします。番号の順番にちょっとずつ締めます。
カップリングを手で回し、端から端までスムーズに動く事を確認します。ここで固い部分があると、寿命に影響します。
台座は一旦他に置いておき、このように組み立てます。ネジ大を使い仮締めします。
長ネジにスライドナットとバネを付け、押し付けながら回しネジを通していきます。
モータをネジ小で仮締めし、カップリングに長ネジを置くまで差し込み、カップリングのイモネジを本締めします。
カップリングを手で回し端まで寄せてから、シャフトとアルミフレームのネジをちょっとずつ本締めします。この状態で机に置いたままネジを締めていきます。
カップリングを手で回しながら、反対に移動してからこちら側のネジも本締めします。
ここでも、カップリングを手で回し、端から端までスムーズに移動できることを確認します。
台座と上を合体
後入れナットをこのように入れます。ペンチで軽くひねるとカリっと音を立て回って縦になります。軽く回らない物は無理やり入れてはいけません。サイズがデカすぎるもので入れちゃうと中で左右に動かない事があります。(この辺の精度の悪さが中華クオリティーっぽい)
タイラップなどで押し込み、ネジ大で仮止めしていきます。左右12個のネジを仮締めしていきます。
L型定規を使い、直角を出します。ネジをちょっとずつ締め、角度と距離がずれないように測りながら締めます。精度に影響するところなので、慎重に行います。
裏側に基板を付けます。後入れナットを4個入れ、スペーサーを嚙まし、ネジ中で留めます。
スピンドルモーターを取り付けます。サイズがタイトなので、マイナスドライバーなどで広げながら入れ、ねじ止めします。。
基板とモーターの配線をします。左右がX、前後がY、上下がZになります。SPINDLEも配線します。