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【備忘録】モデルにバリデーションを追加後、seed実行時のエラー

Last updated at Posted at 2024-02-15

背景

モデルにバリデーションを追加後、rails db:seedを実行した時のエラーと解決策について備忘録がてら投稿します。

ユーザーからフォームの値を受け取った時、名前と画像を必須項目にしたかったため、Itemモデルに以下のバリデーションを追加しました。

item.rb
  validates :name, :image, presence: true

その後rails db:seedを実行すると...

ActiveRecord::RecordInvalid: バリデーションに失敗しました: 画像を入力してください (ActiveRecord::RecordInvalid)

今までは問題なく動作していたseed実行時にエラーが発生しました。

原因

原因はバリデーションが実行されるタイミングです。
エラーが起きた時のseedファイルのコードは以下です。(一部抜粋)

seed.rb
item = Item.create!(name: 'name')
item.image.attach(***)

この場合、item = Item.create!(name: 'name')の時点でバリデーションが実行され、:imageがアタッチされる前の段階のため「画像が入ってないよ」とバリデーションに引っかかってしまいます。

バリデーション実行のタイミングについてRailsガイドに記載がありました。
https://railsguides.jp/active_record_validations.html#バリデーション実行時の動作

以下のメソッドではバリデーションがトリガされ、オブジェクトが有効な場合にのみデータベースに保存されます。

  • create
  • create!
  • save
  • save!
  • update
  • update!

解決策

上記の6コマンドは実行時点でバリデーションも実行されるとのことです。これを踏まえ、以下のように修正しました。

seed.rb
item = Item.new(name: 'name')
item.image.attach(***)
item.save!

Item.createでインスタンス作成と保存を同時に行うのではなく、一旦Item.newで作成→画像をアタッチ→item.save!で保存するようにしました。
この変更によりsave!のタイミングでバリデーションが実行されます。item.image.attach(***)後に実行されるためバリデーションエラーを回避することができました。

学び

今回のエラーから二つ学ぶことができました。

  1. newcreateの違い
    • new: インスタンスを作成するだけ
    • create: インスタンス作成+保存
  2. バリデーション実行のタイミング

またネタができたら投稿します:)

参考

https://railsguides.jp/active_record_validations.html#バリデーション実行時の動作

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