はじめに
pwgen を使うと、ランダムなパスワードを生成することができます。
筆者は、 1password と組み合わせて使ったりしています。
この記事は Mac で使うことを前提に書いています。 Linux でも pwgen をインストールすれば同様のことが出来ると思います。
インストール
HomeBrew を使います。
$ brew install pwgen
使い方
16文字のランダムパスワードを1つ生成する
$ pwgen -s 16 1
kbtrIsNAONtQUtg9
-s
はなくても生成できますが、あった方がよりランダム性の高い、セキュアなパスワードが生成されます。
最後の 1
は作成する個数を表しています。
32文字の記号ありランダムパスワードを4つ生成する
$ pwgen -s -y 32 4
&(0Lw2>j"$k#"ou`{+$oRu}'_"??SI/N {Mufl3_{U8F&Y{:;m`vS5/yzP0O`K_YR
^-LW&S=~q-^Lpc,UC5zu.cd6`h[[.d5Z t#@ev{>6_p8P#TcXSBS>rLH-$@7,~|W?
-y
をつけると、記号を含めてランダム文字列を生成します。
コマンドオプションの説明
-c
, -A
-
-c
少なくとも 1 つの大文字を含めます -
-A
大文字を含めません
-n
, -0
-
-n
少なくとも 1 つの数字を含めます -
-0
数字を含めません
-y
- 記号を含めて生成します
-s
- ランダム性の高いパスワードを生成します
-B
- あいまいな文字列 (
0
とO
など) を含めません