# 前提
深層学習による画像認識などで、USBカメラを使うことがあると思う。
そのカメラに関して、
「Webカメラ」「ネットワークカメラ」「USBカメラ」などの言葉があるが、
その使い分けが不明瞭なため、調査した。
### 前提の補足
次項の調査結果とは異なるが、
10年以上前あたりの頃は、「Webカメラ」と言えば、HTTPに対応したものであったはず。
今の「ネットワークカメラ」に近い定義だった気がする。
そうでないと、「Web」という文言が含まれているのが説明できないと思う。
# 調査結果
ネットで調べた結果を引用する形で示す。
### 引用1
『WEBカメラ監視の基本!ウェブカメラとは?IPカメラとは?違いやおすすめ解説! 』
( ttps://bouhancamera-choice.com/post-662/ )
という記事より引用。
ネットワークカメラとは
簡単に説明すると、ネットワークカメラとは、「パソコン等の制御機器が不要で映像の記録と伝送が出来るビデオカメラ」のことです。有線・無線LANを通じて記録した映像をそのデータを保存するレコーダーまで伝送します。IP(インターネット・プロトコル)と呼ばれる通信方式を用いて伝送するため、IPカメラ(アイピーカメラ)と呼ばれることもあります。記録した映像を圧縮し、LANケーブルなどを通じてストリーミング再生・通信を行うので直接接続される機器はNVR(ネットワークビデオレコーダー)やスイッチングハブになります。
ネットワークカメラに対してWebカメラとは、USBケーブルなどを利用してPCと接続し、PC側のソフトウェアを利用して撮影や録画、録画した情報の伝送などを行うカメラのことです。
### 引用2
『Webカメラとは違う「ネットワークカメラ」選びの基本とは? (1/2)』
( https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1408/27/news051.html )
という記事より引用。
そもそもWebカメラとの違いは?
さて、このネットワークカメラだが、ビデオチャットなどに用いるいわゆる「Webカメラ」と混同する人が多いようだ。カメラであるという点を除けばまったくの別物なのだが、まずはこの違いについてきちんと押さえておこう。
まずWebカメラは、PCに接続して利用するのが前提で、単体では動作しない。最近はOS側がドライバを持っていることがほとんどで、接続すると自動的に認識が行われ、利用可能になる。接続方式はUSBが一般的で、電源はUSBのバスパワーで供給される。ノートPCの画面上部に内蔵されているのもこのWebカメラであり、ビデオチャットなどで利用者自身を撮影するのが一般的な使い方だ。
これに対してネットワークカメラは、それ自体がIPアドレスを持ち、PCに接続することなく単体で動作する。撮影した映像をチェックするためにはPCないしはスマートフォン、タブレットなどが別途必要になるが、撮影そのものはPCがなくとも行える。それゆえPCを常時起動させていなくても利用できるのがメリットだ。
接続方式は有線LANケーブルが基本で、ハブないしはルータに接続して使用する。利用者自身を撮影するという使い方はあまりせず、俯瞰(ふかん)して広い範囲を撮影する使い方が主だ。
### 引用3
『Wikipedia Webカメラ』
( https://ja.wikipedia.org/wiki/Webカメラ )
の記事より引用。
前者2つの引用とはかなり違う。
Webカメラとは
Webカメラ(ウェブカメラ)は、WWW、インスタントメッセージ、PCビデオ等を使用して、撮影された画像にアクセスできるリアルタイムカメラのこと。広義にはライブカメラ(生中継カメラ)一般を指す。一般的に、撮影された画像は、リアルタイム、または一定間隔で保存される。PCに接続しリアルタイム画像転送の可能なUSB、IEEE 1394等のインタフェースを持ったカメラを指すほか、ネットワークインタフェースを持ち、WWWでアクセス可能なカメラのついた組み込み機器(ネットワークカメラ)を含むこともある。
# まとめ
コメントなどあれば、お願いします。
(たぶん、若い人が、Webカメラと言う場合は、ネットワークカメラじゃないものを指していると思う。)
USBカメラに関しては、記載、省略します。
古い用語辞典か、そのようなサイトを見つけたら、そのときWebカメラの定義を確認します。