LoginSignup
1
2

More than 5 years have passed since last update.

asp.net core2.1 Identityチュートリアル(途中まで)やってみた

Last updated at Posted at 2018-10-22

概要

Microsoft本家様のログイン機能(Identity)チュートリアルを行いました。

まだ新しい機能なのか、ところどころ行き詰ったので、
私用備忘録の補足記事です。

環境

  • Microsoft Visual Studio Community 2017 Version 15.8.1
  • Microsoft.NET Framework Version 4.7.03056
  • ASP.NET Core2.1

チュートリアルをやってみた

補足1:Id データベースが表示されない

本家のASP.NET Core Identity の概要にて、
「Id データベースを表示します。」
という項目があるのですが、データベース無い!というときがあります。

その場合は、パッケージマネージャーコンソールで、
データベースをアップデートすると、作られたりします。

手順

下部のタブにある「パッケージ マネージャ コンソール」にて、
下記を行う。

PM> Add-Migration 
PM> Update-Database

なお、「パッケージ マネージャ コンソール」がない場合は、
ツール -> NuGet パッケージマネージャ -> パッケージ マネージャ コンソール
を選択するとできるようになるかと。

また、なんかバージョン古い的なエラーが出た場合は、
こちらのサイトにて、
下記を先に実行するとできるようになるかも。

PM>Install-Package Microsoft.EntityFrameworkCore.Tools -Version 2.1.4

注意

このあとの作業で、スキャンフォールディングってのがあるのですが、
この際にもまたデータベースを作成するので、
もしかしたら上記の作業は必要ないかもしれません。
データベースが二つできてしまいます。

補足2:スキャフォールディングのDB設定

手準にとってひとまずスキャフォールディングを行います。
スキャンフォールディングするときは、
プロジェクトを右クリックして、
追加 -> 新規スキャフォールディングアイテムを選択したら、
左にあるリストの「ID」を選択します。(多分手順ではIdentityってなってる)

この時、ファイルはとりあえず全選択してOKです。
というか、多分ですが、ファイルをすべて全選択しないと、
ログイン画面とかをカスタマイズできません。
選択したファイルだけ、既存のソースコードをオーバーライドする形で適応されるので、
とりあえず全部選択するば、全部いじれるようになれます。
(という認識ですが、認識違いだったらご指摘お願いします・・・)

手順通りに、「データコンテキストクラス」も追加しておきます。
※後で使います。

ここで、補足1でやったようなコマンドがでてきます。

PM> Add-Migration CreateIdentitySchema
PM> Update-Database

ですが、このままだと動かない場合があります。
エラー文になにやらContextを指定しろとあるので、
スキャンフォールディングした際に設定した、データコンテキストクラスを設定します。
例では、WebApp1Contextというコンテキストです。
忘れてしまった場合は、
フォルダ(ソリューションエクスプローラー)の、
Areas\Identity\Dataの中に「〇〇Context.cs」みたいなファイルがあると思うので、
それを指定します。

PM> Add-Migration CreateIdentitySchema -Context WebApp1Context
PM> Update-Database -Context WebApp1Context

実際に起動して、ログインしたり、ログイン画面をいじったりしてみてください。

補足3:カスタムユーザーはShared_LoginPartial.cshtmlの修正が必要

今回行ったのはIdへのカスタム ユーザーデータの追加までです。

ここでは、自動生成されるログインユーザーに好きなカラムを追加できるというものです。

既存では、メールアドレスや電話番号など、
基本的なログインユーザー用のカラムがありますが、
それに加えて、性別など生年月日など、カラムを追加したいときは追加が可能になっています。
ただ、ここでもまたスキャフォールディングをするので、
補足2でスキャフォールディングを行った場合は、
新しくプロジェクトを作成し、スキャフォールディングの手順を飛ばし、
カスタムユーザー追加の手順を行うことを進めます。

(スキャフォールディングの後に、新たにカスタムカラムを追加する方法は、
私もわかっていません・・・)

補足2の時は、スキャフォールディング時に「データコンテキストクラス」を追加しましたが、
それに加えて、「データコンテキストクラス」の下にある項目の、
「ユーザークラス」も追加します。

ユーザークラスをついかすることで、カスタムカラムを追加できます。

おなじみの

PM> Add-Migration CustomUserData
PM> Update-Database

ですが、またコンテキストを指定します。
ちょっとここの記憶がおぼろげですが、多分、
補足2と同様、スキャフォールディング時の「データコンテキストクラス」に設定したものを指定します。

PM> Add-Migration CustomUserData -Context WebApp1Context
PM> Update-Database -Context WebApp1Context

こんな感じですね。
実際にデータベースを確認すると、追加したカラムdbo.AspNetUsersに反映されていると思います。

そして、多分、このままだと動きません。
これは手順にないのですが、Views\Shared_LoginPartial.cshtmlを修正する必要があります。
参考ページ:https://github.com/aspnet/Mvc/issues/7856
IdentityUserの部分をAreas\Identity\Data\〇〇User.csにします。
例では、WebApp1Userです。
これは、スキャフォールディングした際の「ユーザークラス」だったかと思います。

_LoginPartial.cshtml
@using Microsoft.AspNetCore.Identity
@using WebApp1.Areas.Identity.Data

@*
@inject SignInManager<IdentityUser> SignInManager
@inject UserManager<IdentityUser> UserManager
*@
@inject SignInManager<WebApp1User> SignInManager
@inject UserManager<WebApp1User> UserManager

ここまでやったら、多分動くかと!
今回チュートリアルを行ったのはここまでです。
なお、メール認証は、うまくいかず諦めました。
チュートリアルで紹介されているSendGridは有料らしいので・・・

うろ覚えの部分もありますが、
この補足分でチュートリアルはできるんじゃないかと思います。
文章ばっかりですが、自分のための備忘録ということで。

エラー対応:InvalidOperationException: Scheme already exists: Identity.Application

手順通りにやってけば躓かないかもしれませんが、
InvalidOperationException: Scheme already exists: Identity.Application
みたいなエラーは、Startup.csとIdentityHostingStartup.csでDBの設定を二重で行っている場合があります。
自分の必要とする設定だけ残してください。

1
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2