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目的

エンジニア?アナリスト?サイエンティスト?歴4ヶ月めの新卒社員が最近学んだことをちょっとずつまとめてみたもの。最近触り始めたPowerAppsについて触ったことを共有したいがてら、ちゃんと自分の知識にしたいなっと思ってまとめています。
ちなみに!!今まで書いてきたのはこんな感じ↓

少しずつですが、記事も増えてきましたね。

そもそもPowerAppsとは?

そもそもPowerAppsとはなんでしょうか。実は自分も恥ずかしながら、最近になって知りました。Office365の中のひとつなんですね。ということで、さっそく(ざっくりとではあるんですが)調べてみたところ、こういう記載がありました

ブラウザーや携帯電話、タブレットで動作するビジネス アプリを構築できるサービス。コードを記述する必要はなく、 PowerApps のドキュメントを参照すると、使用方法に関係なく、ニーズに対応する専門家の情報と回答が得られる(from Microsoft 公式HP)

とのこと。うん、文章にまとまっているのをみると、いまひとつ完全には意味が理解しきれません。が、よくよく調べていくと、要はアプリ作成ツールということみたいです。すごい。手軽にアプリ作れるんだ。

ここで「ん?」ってなるのが、
『え、開発じゃないの??』
っていうこと。

これ、Microsoft社的には、開発までがっつりコードを1から学んで書かなくても、Excel関数を入れるような感じでエンジニアじゃなくても比較的抵抗感なく作れるっていうのが売りのようです。これ、確かに触ってみるとはじめこそなかなか慣れなかったものの、少しずつ覚えていくと結構手軽に欲しいものをさくっと作れるなって印象です。

今回は何を作るの?

ということで、今回は何を作るの?ということで初回は最低限の操作だけでサクッと作れるものにしてみようと思います。今回はこれにしてみました

取引先候補情報管理(共有)アプリ

今回は、これを作ってみることにしました。

作る目的

出てくる可能性のある要望としてはこんな感じを想定。

  • どこの会社が取引を開始しているかがすぐにわからない
  • どの食材をどこが売りにしているのか覚えていない
  • お金をいくら出資したかがわからない

ここでデータをどこかに保存しておきたいってなった。がしかし、プログラミングやアプリ開発の経験のない人からすると、これを普段の忙しい業務の中で1から自分の持ち得ない情報を覚えながら作っていくというのは、なかなかに大変なこと。なんならこんな要望も出てきそう。

  • 今使っているExcelファイルを上手く使いたい
  • もっと手軽にサクッと済ませてしまいたい

ということで、今回はこれをPowerAppsで作っていこうと思います。

作り方(目次)

  • データソースとなる表を作成
  • 表をテーブルとして書式設定
  • ExcelファイルをMicrosoft OneDriveにアップロード
  • PowerAppsを開く
  • 接続先を設定
  • アプリと紐付けするテーブルを設定

実際に作ってみる

データソースとなる表を作成

まず、Excelでデータソースとなる表を作成する。どんな情報が欲しいか、あるいは今後登録、または編集する項目を考えてそれをカラム(Excelでいう『列』)の内容を決定、作成する。

↓こんな感じで作成する(いちばん右は接続後に自動作成されるカラム)

今回は、取引先番号、取引先名、食品名(1〜3まで設定)、取引状況、出費額、備考の合計8つのカラムを設定してみました

表をテーブルとして書式設定

テーブルにしたい範囲をカーソルで選択。そのあと、ホームから『テーブルとして書式設定』を押す。

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書式設定の際に、『最初の1行を見出しとして設定』にチェックを入れます。

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これでテーブルとして設定が完了。あとはわかりやすくテーブルの名前をなおすとよい(今回であれば『List_table』、という感じ)。

ここまで完了したら、このExcelファイルを保存。これをOneDriveにアップロードしてオンライン上にデータソース(データテーブル)を作ったことに

テーブルの書式設定についてわからない方は、公式でこんな案内があるのでこちらも参照ですよ。

PowerAppsを開く

Microsoft Office365にサインイン。すると、トップページに各サービスが表示されるので、PowerAppsを選択します

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今回は、PowerAppsにデータソースをみてもらって自動でアプリを生成してもらうことにするので、『データから開始/Start from Data』を選択。

アプリのフォーマット、使用する端末のタイプを選択し、「このアプリを作成する」を押す。

すると次のような画面が出てくるので、ここの『Onedrive for Business』内の『携帯電話レイアウト』を選択。

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さあ、次はいよいよデータの接続ですよ

接続先を設定/アプリと紐付けするテーブルを設定

選択すると、接続設定画面が出てくるので、自分が保存したOneDriveのアカウントが選択されていることを確認し、使用するExcelファイルを選択します

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すると、テーブル名が出てきたので、そのテーブル名を選択すると、アプリがビルドされて・・・

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この画面が出てきます。
あとは、トップ画面に何を表示させたいかを考えて、OnSelectやTextをいじってあげて保存をすれば完成です。
このいじるのが、どこをどういじればいいのか、慣れないうちはわからないと思います。なので、そこはまた近日中にまとめようかなぁと思っています。

感想

こんな感じで触っていきます。最初は探索的にいじっていくので時間がかかってしまうかもですが、慣れてしまえばこの工程を全部やっても30分かからないので、確かにお手軽感はあるかも。

とまぁ、今回はここらでおしまいです。またPowerAppsについては折を見つけてサクッと書きたいなぁ

まだまだ学ぶこともたくさん!RedashやPythonももちろん、PowerAppsはPowerAppsで別の楽しさが触っていて強く印象があるので、飽きることなく勉強していこうっと。

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